B.ランガー依然低迷 単独トップにG.ソアーズ
2013年5月5日(日)午前11:03
昨年シニア入りしたジーン・ソアーズ(米)が初優勝に王手をかける中、ベルンハルト・ランガー(独)がパー5でまさかの『9』を叩き急浮上ならなかった。
米チャンピオンズツアーのインスぺリティ選手権は現地時間4日、テキサス州のザ・ウッドランズCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日首位に1打差の単独2位からスタートしたソアーズが7バーディ(1ボギー)の猛攻で6アンダー66をマーク。通算8アンダーとし初日のトーナメントリーダー、マイク・グッデス(米)に2打差をつけ単独トップに浮上した。
60台をマークしたのが7人だけという難コンディションにソアーズとグッデスのスコアだけが群を抜いており、他は通算3アンダーのローレン・ロバーツ(米)が単独3位。通算1アンダー4位タイにピーター・シニア(豪)とエステバン・トレド(メキシコ)がつけ、トータルでアンダーパーをマークしているのはこの5人だけという状況だ。
目下賞金ランク&チャールズ・シュワブカップのポイントランキングでともに1位を快走するランガーは12番までに4つスコアを伸ばし、一気に上位争いに加わるかと思われたが、13番パー5で痛恨の『9』。そこまでの貯金をすべて吐き出しイーブンパー72止まり。通算5オーバーで前日の52位タイから31位タイに浮上したものの、らしくない内容に肩を落とした。
またディフェンディング・チャンピオンのフレッド・ファンク(米)は2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー76を叩き、通算7オーバー45位タイに低迷中。初日8位タイとまずまずのスタートを切っていたロッコ・メディエート(米)はダブルボギー3つ、トリプルボギー1つを叩く大乱調で11オーバー83を叩いた後、棄権を表明している。