T.パーニスJr.4年ぶりツアー2勝目 井戸木48位タイ
2013年8月5日(月)午前8:52
トム・パーニスJr.(米)が後続の猛追をかわし、逃げ切って4年ぶりツアー通算2勝目を挙げた。
米チャンピオンズツアーの3M選手権は現地時間4日、ミネソタ州のTPCツイン・シティーズを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日トップに立ったパーニスJr.が5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマーク。通算17アンダーまでスコアを伸ばして優勝を飾った。
だが、一見楽勝に見えるパーニスJr.の心中は穏やかではなかった。というのも21位タイからスタートしたジェフ・スルーマン(米)が出だしから7連続バーディの猛攻で激しい追い上げを見せ10番までに9バーディのハイペース。驚異の10アンダー62で先にホールアウトしパーニスJr.を逆転したのだ。しかし、パーニスJr.は上がり2ホールを気迫の連続バーディで締めくくり再逆転に成功。2位に並んだスルーマンとコリー・ペイビン(米)に1打差をつけ逃げ切った。
通算14アンダー4位タイにジェイ・ハース(米)、バート・ブライアント(米)らが入り、シニアルーキーのコリン・モンゴメリー(スコットランド)が通算13アンダーでケニー・ペリー(米)らとともに7位タイに入っている。
最終日のチャージが期待された日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は2バーディ、2ボギーのイーブンパー72。通算4アンダーで前日の38位タイから48位タイに順位を下げ4日間の競技を終えた。井戸木は次戦、全米プロゴルフ選手権(8?11日/ニューヨーク州、オークヒルCC)に出場する。