日本女子アマ選手権 リベンジ狙う松原、トップ発進! 鬼頭は24位タイ
2013年6月26日(水)午前10:43
日本アマチュアゴルフランキング1位の中学3年生・松原由美が、昨年のリベンジをかけて女子アマ日本一を決める大会を引っ張っている。
第55回 日本女子アマチュアゴルフ選手権は25日、岡山県の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブを舞台に開幕。ストロークプレーの第1ラウンドを8バーディ、1ボギーでプレーした松原が、7アンダー65で単独トップに立った。1打差の2位に鈴木愛、2打差の3位タイに昨年準優勝の森田遥ら4人がひしめく混戦模様となっている。
昨年も優勝した比嘉真美子と並ぶ首位スタートだった松原はこの日、スタートダッシュ成功にもかかわらず、納得した表情はなかった。「スコアには満足していますけど、ゴルフの内容は自分が目指してきたものとは違いました」と課題としているショートゲームがうまくいかない悔しさからの言葉。マッチプレーの準決勝で敗退し、3位決定戦にも敗れ4位で大会を終えた昨年のリベンジを狙う松原が、まずはメダリスト、そして優勝に向かって突き進む。
一方、3月に高校を卒業し、プロ転向を控えアマチュアとして最後の大会に燃えている鬼頭桜は、2アンダー70で24位タイと思うようなプレーができずに第1ラウンドを終えた。「いい形で(アマチュアを)卒業して行くのが、これまでお世話になった方々へのお礼になると思っています」と言い切っているだけに、2日目以降の巻き返しにかけている。
第1ラウンドと第2ラウンドで36ホールのストロークプレーを行い、上位32名が激戦のマッチプレーへ進出するフォーマットの今大会。近年では女子ゴルフ界の未来を担う選手たちが優勝争いを繰り広げる場合がほとんどで、手に汗握る戦いが続く。