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J.ライルが白血病から生還! 豪州マスターズで復帰
2013年11月13日(水)午後0:00
ジャロッド・ライル(豪)が感動の復帰を果たす。
2007年から2012年まで米男子ツアーでプレーしていたライルが、病気のためツアーを離れたのは2012年3月のこと。この時、ブリオニー夫人は臨月だった。
17歳の時、骨髄性白血病が発覚し治療を受けたライルだが、その後元気になって世界一のツアーでプレーできるほどになっていた。ところが、再発が判明し、治療に専念していた。それでも、つらい闘病生活もようやく終わり、豪州ツアーの3大メジャー大会の1つ、オーストラリアン・マスターズ(現地時間14?17日/豪、ロイヤル・メルボルンGC)で復帰するのだ。
20か月ぶりの試合に「ただ1番ティーに行ってティーアップして打つだけだよ。たぶんそれだけでハードに違いない」と苦笑したライル。大変な治療で体重もかなり落ちており、予選通過もできるかわからない状態だが、それでも復活の喜びを隠そうともしなった。
ブリオニー夫人と、長女ルーシーちゃん、大勢の友人たちが見守る中、復帰戦で戦うライル。32歳と脂の乗った時期だけに、完全に健康になってからの活躍が楽しみだ。
尚、公傷制度が適用されたため、ライルは準備ができるまでツアーを休み、復帰することができるようになっている。健康と相談しながらだが、完全復帰は来年後半になりそうだ。