ニュース・コラム

本番以外 PCニュース詳細 ビルボード /21153358/73520
レッスン

大西翔太、テークバックが1センチ伸びれば飛距離は3.5ヤード伸びる

2024年12月19日(木)午前10:00

この記事のキーワード
「もっと飛ばしたいけど、どの部分を修正すればいいか分からない」「ドライバーの練習に多くの時間を割いているけど、全く効果がない」というゴルファーも多いはず。今回はそんな人のために、誰でも簡単にできるドライバーの飛距離アップ術をお教えしたいと思います。

 最初のポイントは、アドレスです。

 私がいつも感じていることですが、アマチュアゴルファーの約半数が、プロや上級者に比べて縮こまった状態でアドレスしています。その中でも特に多いのが、構えたときに左腕が曲がっている人です(写真①)。実は、このように左腕が曲がっている時点で、遠心力や重力が働かなくなり、その結果、飛距離は大きくロスしてしまいます。

写真①

 そうならないように、左腕はしっかり伸ばすように意識しましょう。

 次のポイントは、テークバック(同②)です。

同②

 データ上、テークバックでクラブを1センチ長く、真っ直ぐ引くことができたら、飛距離は3.5ヤード伸びるといわれています。1センチでも伸びればスイングアークが大きくなり、それだけ遠心力と重力も大きくなるからです。

 しかも、テークバックが伸びると、フォローサイドも伸びるといわれています。つまり、テークバックが1センチ伸びた時点でフォローサイドも1センチ伸び、飛距離は合計7ヤード伸びるということです。

 皆さんもお気づきのように、これに関しては、パワーは全く入りません。左腕を伸ばして、いつもより1センチ長くクラブを真っ直ぐ引くだけで、7ヤード伸びるということです。

 しかも真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出せば、インパクトゾーンも長くなるので、ヘッドが真っ直ぐ動く時間が長くなり、方向性も安定します。

 誰でも簡単に、しかも今すぐにでもできる飛距離アップ方法。ぜひ試してみてください。

(取材協力:茨城県・金乃台カントリークラブ)

大西翔太(おおにし・しょうた)
1992年6月20日、千葉県生まれ。日本のゴルフツアープロコーチとして活躍するゴルフティーチングプロ。ゴルフの名門・水城高校ゴルフ部出身。コーチング理論を学び、2015年からは青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディとしてツアーに帯同。同プロのJLPGAツアー初優勝を含む現在までの活躍に大きく貢献している。PGAティーチングプロA級。メンタルトレーナー、整体師の資格も取得。ジュニアやアマチュアなど、どんなプレーヤーでも飛距離アップさせるコーチとして知られ、現役プロゴルファーだけでなくアマチュアからも大きな支持を得ている。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/12/13 発売号より転載)
本番以外 PCニュース詳細 記事下左 /21153358/73525
本番以外 PCニュース詳細 記事下右 /21153358/73526

関連番組

プレメンレッスン!Season3 大西翔太メソッド

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。