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幡地隆寛、肩の捻転が飛距離アップのコツ ドライバーのアドレス時に注意すべき「ボールに対する体の向き」

2024年9月19日(木)午前10:56

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 今回はドライバーの「飛ばし」についてお話しします。

 まずは全てのクラブで言えることですが、スイングにおいて大事なのはアドレスです。正しい構えができていれば、その人の持っているパフォーマンスを100%発揮できますが、アドレスの時点でエラーがあると大きく飛距離をロスしてしまいます。

 ドライバーのアドレスで注意しなければいけないのは、ボールに対する体の向きです。

写真①

 ドライバーの場合、他のクラブに比べてボールを左に置くため、多くのゴルファーがボールの方に向かって構えがちです(写真①)。その結果、ターゲットラインに対して右肩が前に出た形になり、この構えからスタートすると、テークバックの軌道が歪み、体の軸もブレてしまいます。

写真②

 ボールの位置に関係なく、肩のラインを含めた体のラインは、ターゲットラインと平行にするというのが鉄則です(写真②)。構えたら、まずはここをチェックしてください。

 体重配分に関しては、右足6対左足4と少し右寄り重心で構えています。その分、体も若干右に傾きます。正しい体重配分で構えているとボールを右から覗く感じになりますが、それでOKです。

写真③

 スイングに関しては、肩をしっかり回すことを意識しています(写真③)。僕的にはどこまで肩を回せるかが、飛ばしのポイントになってくると考えています。肩が回らない人は、無理をして回す必要はありませんが、もし今よりも飛ばしたいと思っているのなら、ストレッチなどをして柔軟性を高めてください。

 バックスイングで上体をしっかり回したら、ダウンスイングではそれを元に戻すだけ。ここでの注意点は、右に乗っていた体重をしっかり左に乗せること。正しい構えと肩の捻転、左へのウエイトシフトを意識するだけで、飛距離は確実に伸びるはずです。

(取材協力:兵庫県・太平洋クラブ有馬コース、メイン画像:Getty Images)

幡地隆寛(はたぢ・たかひろ)
1993年6月30日、広島県生まれ。東北福祉大4年時の2015年に「関東学生」を制し、同年にプロ転向。2018年に下部ツアーで賞金ランキング14位に入ってレギュラーツアー進出の足がかりをつかんだ。2020-21年シーズンに賞金ランク39位で初シードを獲得。313.04ヤードでドライビングディスタンス1位に輝いた。2024年のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」で優勝。同年「関西オープン」で日本ツアー初優勝を飾る。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/9/13 発売号より転載)
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