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阿久津未来也、パッティングでは曲がる地点を目標に ラインはカップから逆算してイメージ

2024年6月20日(木)午前10:26

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 パッティングで最も大事なのは距離感だというのが私の考え。その距離感を合わせるために、私の場合は、「右足つま先外~左足つま先外」を基準の振り幅とし、4~5センチずつ振り幅を大きくして、4つの振り幅でどれだけボールが転がるかを、朝のパッティンググリーンでチェックします。



 最も小さい振り幅だったら7歩、その次は10歩というように。そしてその指標を基に、コースでも歩数に合わせて振り幅を決めています。

 例えば、上りのフックラインだったとしましょう。歩測して、それが7歩弱であれば、その日の7歩の振り幅で打つだけです。言い換えれば、歩測した時点で、距離感はできあがっているのです。

 次に、ラインのイメージの出し方です。

 ラインに関しては、ボールが転がっていく放物線をイメージする人も多いようですが、私の場合は、ある程度のところまでは真っすぐ転がり、そこから曲がっていくというラインをイメージします。



 そしてそのために、ボールからラインを引くというよりも、カップからそれを逆算します。具体的には、ボールがカップに入る地点から、曲がる地点まで線を引き、その曲がる地点をターゲットにします。その方が、ターゲットが明確になり、しっかり構えられるからです。

 あとはそのターゲットに向かって構え、最初に決めた通りの振り幅で打つだけです。

 もちろん、ラインの読み違いでカップインしない場合もありますが、例えミスをしても、思った方向に打ち出せ、自分のイメージした距離感が出すことができていれば、それでOK。カップを外したとき、その理由が分からないと修正できないし、上達も望めません。まずは、きちんと距離感が出せるよう練習を積んでください。

(取材協力:千葉県・太平洋クラブ市原コース)

阿久津未来也(あくつ・みきや)
1995年3月17日、栃木県生まれ。作新学院1年の2010年に「関東ジュニア」で優勝。その後、日本大に進学し、4年の時は「日本学生」を制覇した。2017年にプロテスト合格。同年、「日本プロゴルフ新人選手権」で優勝。21年に初シード獲得。23年は賞金ランク27位。得意のパッティングを武器に、今季初優勝を目指す。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/6/14 発売号より転載)
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