海外女子メジャーのザ・シェブロン選手権は18日、米テキサス州のザ・クラブ at カールトン・ウッズ（6,824ヤード・パー72）でスタート。賞金総額790万ドル（約12億2,000万円）で開催される。

　今季メジャー初戦に日本勢は10名が集結。米ツアーを主戦場とする古江彩佳、畑岡奈紗、笹生優花、西村優菜、稲見萌寧、勝みなみ、西郷真央、渋野日向子に加え、国内ツアーから山下美夢有、岩井明愛がエントリーした。

　なかでも古江は今季8試合の出場でトップ30を外しておらず、うち4試合でトップ10入りと好調をキープしている。アンダーパーラウンド数（23）やバーディ数（119）のスタッツでトップとその安定感はツアー屈指で、日本勢4人目の海外メジャー制覇への期待が高まる。

　その日本勢の前に立ちはだかるのがネリー・コルダ（米）だ。1月のLPGAドライブ ・オン選手権で2年ぶりの優勝を飾ったのを皮切りに目下4連勝中と無双状態。このままの勢いで2021年のKPMG全米女子プロ以来2度目のメジャータイトルに挑む。

　そのほか、連覇がかかるリリア・ヴ（米）、パティ・タバタナキット（タイ）、コ・ジヨン（韓）、リディア・コ（ニュージーランド）ら歴代覇者に加え、セリーヌ・ブティエ（仏）、イン・ルオニン（中）、ミンジー・リー（豪）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）らが出場する。