レッスン
大和笑莉奈、ボールを見ることよりイメージを膨らませることの方が大事
2023年12月21日(木)午後0:15
アマチュアゴルファーのスイングを見ていて、いつも気になるのは、ボールをじっと見過ぎる人が多いことです。
おそらく、レッスンなどで「ボールをしっかり見なさい」「ヘッドアップをしないように打ちましょう」という指導を受けてきたのでしょうが、実はボールを見過ぎるのはあまりオススメできません。
その理由は、ボールを見過ぎると、当てることだけに意識がいってしまい、当てるだけで終わってしまうからです。
「ゴルフはクラブでボールを打つスポーツだから、それでいいんじゃないの?」という人もいるかもしれませんが、本来ゴルフというのはボールをピンに寄せるスポーツ。“当てる”ということよりも、“ボールをイメージ通りに運ぶ”ことのほうが大事で、それがゴルフの本当の楽しさでもあります。
だから、ボールをじっと見つめる必要はありません。どちらかというと、ボールはボヤッと見る感じで、頭の中では、ボールをどこに、どういうふうに運ぶかを考えてショットをした方がいいのです。
そうすることで、ゴルフがより楽しくなるし、1ランク上のプレーができるようになります。
また、弾道をイメージしながらスイングしても、やってみると分かりますが、結果的にヘッドアップにはならないもの。身体の動きもスムーズになって、スイングもきれいになります。
そういうゴルフをするためにも、普段からイメージ力を高めることが大事です。コースを見て、「あの辺に、こんなボールを打てたらいいな」ということを頭の中で思い描きながらアドレスに入るように。
「まだそんなレベルじゃない」なんて言いわずに、自分なりにどんどんイメージを膨らませてみてください。
(取材協力:埼玉県・飯能ゴルフクラブ)
大和笑莉奈(やまと・えりな)
1990年2月13日、山形県生まれ。11歳のときに父の影響でゴルフを始める。中学2年生のとき、アルペンスキーで全国大会に出場したが、左ひざの故障によりスキーを諦めてゴルフに専念。高校は名門、東北高校に進学。2006年に全国高校選手権の団体戦で優勝を飾る。2008年のプロテストで不合格となり、米フューチャーズツアーに挑戦。翌2009年、2度目の挑戦でプロテストを通過した。ステップツアー1勝。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/12/14 発売号より転載)
おそらく、レッスンなどで「ボールをしっかり見なさい」「ヘッドアップをしないように打ちましょう」という指導を受けてきたのでしょうが、実はボールを見過ぎるのはあまりオススメできません。
その理由は、ボールを見過ぎると、当てることだけに意識がいってしまい、当てるだけで終わってしまうからです。
「ゴルフはクラブでボールを打つスポーツだから、それでいいんじゃないの?」という人もいるかもしれませんが、本来ゴルフというのはボールをピンに寄せるスポーツ。“当てる”ということよりも、“ボールをイメージ通りに運ぶ”ことのほうが大事で、それがゴルフの本当の楽しさでもあります。
だから、ボールをじっと見つめる必要はありません。どちらかというと、ボールはボヤッと見る感じで、頭の中では、ボールをどこに、どういうふうに運ぶかを考えてショットをした方がいいのです。
そうすることで、ゴルフがより楽しくなるし、1ランク上のプレーができるようになります。
また、弾道をイメージしながらスイングしても、やってみると分かりますが、結果的にヘッドアップにはならないもの。身体の動きもスムーズになって、スイングもきれいになります。
そういうゴルフをするためにも、普段からイメージ力を高めることが大事です。コースを見て、「あの辺に、こんなボールを打てたらいいな」ということを頭の中で思い描きながらアドレスに入るように。
「まだそんなレベルじゃない」なんて言いわずに、自分なりにどんどんイメージを膨らませてみてください。
(取材協力:埼玉県・飯能ゴルフクラブ)
大和笑莉奈(やまと・えりな)
1990年2月13日、山形県生まれ。11歳のときに父の影響でゴルフを始める。中学2年生のとき、アルペンスキーで全国大会に出場したが、左ひざの故障によりスキーを諦めてゴルフに専念。高校は名門、東北高校に進学。2006年に全国高校選手権の団体戦で優勝を飾る。2008年のプロテストで不合格となり、米フューチャーズツアーに挑戦。翌2009年、2度目の挑戦でプロテストを通過した。ステップツアー1勝。
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