米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権は30日、米アーカンソー州のピナクルCC（6,438ヤード・パー71）で第2ラウンドが行われ、11位タイからスタートした西村優菜が8バーディ、1ボギーの「64」をマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイまで浮上している。

　インスタートの西村は14番までに4バーディを奪取。その後はスコアカード通りの我慢の展開が続くも、「流れが悪くなりそうだったので1番は絶対に決めたかった」との言葉の通り、後半出だしの1番でバーディ。「打ちたいショットはほとんど打てていましたし、テンポも凄く良かった」と、その後も3つのバーディを追加して単独首位のユ・ヘラン（韓）から2打差の好位置につけた。

　今季から米ツアーを主戦場としている西村はここまで18試合に出場し、トップ10入りなしでポイントランキングは81位。来季のシード権獲得へ上位進出が求められるなかでいきなり初優勝のビッグチャンスを手繰り寄せたルーキーは、「アメリカでは（優勝争いは）初めてなので、ドキドキ、ワクワクという感じですけど、まずは楽しんで頑張りたいなと思います」と語った。

　西村とユ・ヘランの最終組は2日午前3時40分（日本時間）にスタートする。