レッスン
鈴木亨、両手のバランスが崩れなければミスは減少 手が体の中にあるイメージで振る
2023年7月13日(木)午前11:27
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ゴルフのスイングというのは、「これじゃなきゃダメ」というものはなく、それぞれが自らの身体能力や体のクセなどに応じてクラブを振ることが大事です。「こうやったら真っ直ぐ飛びます」というスイングでも、それをやる人に合っていなければ、かえってスイングを崩してしまうことになりかねないのです。
ただ、スイングのレッスンの中にも、万人に通じるものがいくつかあります。どんなタイプのゴルファーでも、これだけは守ったほうがいいという内容があるものです。
そのひとつに、“両手のバランス”があります。改めていうまでもなく、クラブは両手で持つので、右手と左手のバランスが整っていなければいけないのです。
もし、左手よりも右手が強くなった場合は、体が前に突っ込むミスが出やすくなります。一方、左手が強くなり過ぎるとクラブが遅れてくることがあります。このようなミスを犯さないためにも、どちらが強くなり過ぎないようにしましょう。
バランスを整えるために大事なのは、手が肩に付いていることを意識することです。そうすると、肩の動きにともなって手が動くようになるので、左右の手の動きがバラバラになることはありません。また、肩をしっかり回せば、両手の動きも安定してきます。
さらに付け加えれば、手が常に体の中にあるイメージでスイングすることも重要なポイントになります。
イメージとしては、グリップエンドが常に体の中心(お腹の辺り)を向いているような感じ。そういう意識で振っていれば、アマチュアゴルファーがよくやるトップやダフリのミスは大幅に減るはずです。
実は、両手で振るということが、ゴルフというスポーツの難しいところでもあるのです。くれぐれもどちらかが強くなり過ぎないように気をつけてください。
鈴木亨(すずき・とおる)
1966年5月28日、岐阜県生まれ。日大在学中の1987年「日本アマ」で優勝。89年にプロデビューし、93年「ジュンクラシック」で初優勝。愛称“ボンバー”の由来となった爆発力を武器に通算8勝をマークした。13年からは下部チャレンジツアーにも出場し、通算3勝。16年からはシニアツアーに参戦。18年「福岡シニアオープン」で初優勝。現在、シニア通算6勝を誇る。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/7/7 発売号より転載)
ただ、スイングのレッスンの中にも、万人に通じるものがいくつかあります。どんなタイプのゴルファーでも、これだけは守ったほうがいいという内容があるものです。
そのひとつに、“両手のバランス”があります。改めていうまでもなく、クラブは両手で持つので、右手と左手のバランスが整っていなければいけないのです。
もし、左手よりも右手が強くなった場合は、体が前に突っ込むミスが出やすくなります。一方、左手が強くなり過ぎるとクラブが遅れてくることがあります。このようなミスを犯さないためにも、どちらが強くなり過ぎないようにしましょう。
バランスを整えるために大事なのは、手が肩に付いていることを意識することです。そうすると、肩の動きにともなって手が動くようになるので、左右の手の動きがバラバラになることはありません。また、肩をしっかり回せば、両手の動きも安定してきます。
さらに付け加えれば、手が常に体の中にあるイメージでスイングすることも重要なポイントになります。
イメージとしては、グリップエンドが常に体の中心(お腹の辺り)を向いているような感じ。そういう意識で振っていれば、アマチュアゴルファーがよくやるトップやダフリのミスは大幅に減るはずです。
実は、両手で振るということが、ゴルフというスポーツの難しいところでもあるのです。くれぐれもどちらかが強くなり過ぎないように気をつけてください。
鈴木亨(すずき・とおる)
1966年5月28日、岐阜県生まれ。日大在学中の1987年「日本アマ」で優勝。89年にプロデビューし、93年「ジュンクラシック」で初優勝。愛称“ボンバー”の由来となった爆発力を武器に通算8勝をマークした。13年からは下部チャレンジツアーにも出場し、通算3勝。16年からはシニアツアーに参戦。18年「福岡シニアオープン」で初優勝。現在、シニア通算6勝を誇る。
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