ザンダー・シャウフェレ（米）が自身3度目のメジャータイトル獲得に向けて手応えを感じている。7日、マスターズトーナメントの舞台、オーガスタ・ナショナルゴルフクラブで記者会見に臨んだ。

　今季の序盤は肋骨の負傷によりツアーから約2か月のあいだ離脱。5週間前に復帰してからは3試合連続で予選を通過しているが、トップ10入りには届いていない。「理想的なショットが打てなくてイライラしていた」と今はとにかく球を打ち込んでいるようだ。

　チームからは復帰は慎重にと言われていた。本人は「すぐアクセル全開で行きたくなるタイプ」と自認しており、無理をすれば再発のリスクもある。だが、全ての検査結果は問題なし。現在は痛みもなく、フィジカル面での制限もない。「肋骨のことはもう考えていない。それが一番嬉しい」。

　また、現在の課題は試合で最高のパフォーマンスをどれだけ発揮できるかにかかっている。昨年夏、メジャー2勝を挙げた時ほどの勢いはないものの、日々の練習では十分な成果を感じている。「気分よくプレーができているから、マスターズでも勝てると思っている」と強く意気込んだ。

（写真：Getty Images）