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横峯さくらが実践する「手打ちにならない」ドリルとは?

2023年5月25日(木)午後5:23

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 スイングで意識しなければいけないことはいくつかありますが、私が常に気をつけているのは、「手打ちにならない」ことです。手打ちになると、スイングの軌道が乱れるし、インパクトでのタイミングもおかしくなるからです。

 だから練習でも、体全体でスイングすることを常に心掛けています。

 今回はいくつかの練習方法の中から、私がいつもやっている「手打ちにならない」ドリルを紹介したいと思います。

 やり方は簡単です。写真①のように、ティーアップしたボールの15センチ前後後ろにもう1つボールを置いて、いつものようにティーアップしたボールを打つ練習です。

 ショットをしようとすると、当然、ヘッドが後ろに置いたボールに当たるわけですが、体を使ったスイングだと、後ろのボールにしっかり当たり、ボールも勢い良く後方に転がっていきます(写真②)。

 それに対し、手でクラブを上げてしまうと、ボールの頭を叩いてしまい、ボールの転がりも弱々しくなります(写真③)。

写真①~③

 つまり、テークバックの段階で、体全体を使ってあげているか、手で上げているかが分かるということ。もし、「手打ちになっているかもしれない」と思ったら、このドリルでチェックしてみてください。

 また、この練習は、テークバックの際、“低く長く引く”練習にもなります。ヒョイと手でクラブを上げると、当然、後方に置いたボールへの当りも薄くなりますが、最初の30センチを低く引けば、しっかりボールも転がります。

 私はいつもこの練習をドライバーでやっていますが、“手で上げない”というのはどの番手でも大事なこと。アイアンでこの練習をするかどうかはお任せしますが、体全体を使ってクラブを上げるということは、常に意識しておいたほうがいいと思います。

横峯さくら(よこみね・さくら)
1985年12月13日、鹿児島県生まれ。8歳から競技を始め、2004年のプロテストに合格。05年「ライフカードレディス」で初優勝。09年は6勝をあげて賞金女王に輝いた。13年は連続予選通過記録(101試合)を樹立し、年間最優秀選手賞に輝く。また、05~11年の7年間は賞金ランクでトップ5をキープ。通算23勝。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/5/19 発売号より転載)

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