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時松隆光、スライスとフックが強めのゴルファーは真っすぐ立つ意識を持とう

2022年12月22日(木)午前11:50

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 ゴルファーの中には「アドレスの向きが大事」というアドバイスを受けたことがある人も多いと思いますが、どれだけ大事かが分かっていない人も多いように思います。

 今回は、アドレスの向きによってどういうミスが起きるか、また、どのように修正すればそのミスが抑えられるかについてお話ししたいと思います。

 まず、スライスに悩んでいる人へ。スライスが出る人は、当然のことながらボールが右に曲がるので、左方向に打ち出そうと考えますよね。しかし、これがミスの原因になることがあります。

 なぜなら、出球を左に出したいという気持ちが働くと、スタンスも肩のラインも左向きになり、自分では意識していなくてもアウトサイドインの軌道になって余計にスライスが強くなるからです(写真①)。

写真①

 もし、普段の練習でスライスが出ていて、本番では曲がり幅がさらに大きくなるという人は、次の点に注意してアドレスしてください。

 まず目標方向に対して、スタンスも肩のラインも真っ直ぐ構えます。また、ボールは真ん中寄りに置きましょう。

 スライサーは、左足カカト線上にボールを置いていても、左を向くことによって左足寄りになってしまうもの。そうすると、さらに右肩が前に出てしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 だからボールは右足寄りに。スライスがひどい人は、おへその前あたりに置くのもあり。練習では真ん中よりも右足寄りに置いてもいいぐらいです。とにかくスタンスと肩のラインを真っ直ぐにする努力をしてください(写真②)。

写真②

 一方、フックが強い人も、スライサー同様、真っ直ぐ立つ意識を持ちましょう。

 フッカーは左に曲がるのが怖いので右を向き、インサイドアウトの軌道が強くなってさらに左への曲がりが大きくなる場合が多いもの(写真③)。だから真っ直ぐに構える。

写真③

 大事なのはボールの位置で、スライスとは逆に左に置くように。これだけで曲がりを抑えられることもあるので、試してみてください。

時松隆光(ときまつ・りゅうこう)
1993年9月7日、福岡県生まれ。アマチュア時代に九州アマを制し、高校卒業後プロ転向。しばらくチャレンジツアーを主戦場としていたが、16年に大ブレーク。チャレンジツアーの優勝で得た権利でレギュラーツアーに出場し、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」でツアー初優勝。その流れで招待された「ネスレマッチプレー」でも頂点に立つなど3試合連続優勝を飾った。20・21年は選手会会長を務める。 22年の賞金ランキングは20位。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/12/16 発売号より転載)
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