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真っ直ぐ飛ばすコツは「ヘッドを体の真ん中に置くこと」 稲森佑貴

2022年9月8日(木)午前11:40

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 僕がドライバーショットの中で一番大事にしているのは、目標に対して真っ直ぐ立つことです。

 というと、「なんだそんなことか」と思われる人も多いでしょうが、真っ直ぐ飛ばすためにはこれが最も大事だと思っていて、事実、真っ直ぐ立っていないのに確実にボールをフェアウェイに運ぶ人はほとんどいないといっても過言ではありません。

 その真っ直ぐの立ち方ですが、僕の場合は、スタンスの向きよりも、フェースの向きと、腰と肩のラインが目標方向に向いているかどうかに神経を使います。もう少し詳しくいうと、フェース面を目標に真っ直ぐ向け、それに合わせて腰と肩のラインもターゲットラインに平行にして、写真①のように左肩で狙いを定める感じで構えています。

写真①

 この真っ直ぐを実現するために、ヘッドはスタンスの真ん中に置くようにしています。

 その理由は、左足カカト線上にセットしたボールにヘッドを合せると、腰や肩のラインを真っ直ぐにするのが難しくなるからです。実際、アマチュアゴルファーの中には、ボールに対して構えることで腰や肩のラインが左を向いてしまい、それに合わせてスタンスもオープンになってしまうという人が多いのではないでしょうか。

 その点、ヘッドをスタンスの真ん中に置き、フェース面を目的に合せれば、腰や肩のラインも真っ直ぐに合せやすくなります。

 構える手順としては、ヘッドを上に上げて(同②)、体のど真ん中にヘッドをドンと下ろす(同③)感じ。ヘッドとボールとの距離は離れますが、ボールはおまけだと思っていて、地面に対して垂直に立った自分の体が、打ち出す方向に対して平行になっていれば、ボールは真っ直ぐに飛ぶと信じて打っています。

同②③

 ぜひ皆さんも、真っすぐ飛ばしたいと思うなら、真っ直ぐ立つことにエネルギーを費やしてください。

稲森佑貴(いなもり・ゆうき)
1994年10月2日、鹿児島県生まれ。2011年、16歳でプロテスト合格。14年に初シードを獲得。18年、日本オープンでツアー初優勝。20年にも日本オープンで優勝を飾る。正確無比なドライバーショットが武器で、2015年から6シーズン連続でフェアウェイキープ率1位。昨シーズンは歴代最高の77.63%を記録した。今季は、中日クラウンズ、JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIPで勝利。現在、通算4勝。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/9/2 発売号より転載)
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