レッスン
片手打ち&スプリットハンドで手と体との一体感を意識しよう!岩井千怜
2022年3月3日(木)午後4:18
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私も明愛(双子の姉)と同じように、ラウンド前の練習についてお話ししたいと思います。やっていることは明愛とほぼ同じなのですが、私が強く意識しているのは、ショット前の準備運動をしっかりやることです。
まず、一般的な準備運動を10分くらいやってから、ストレッチをしています。ストレッチに関しては、冬だけでなくどんな季節でもしっかりやるようにしていて、必ず30分前後の時間をかけて、筋や筋肉をじっくりゆっくり伸ばしています。
ご存じの人も多いと思いますが、ストレッチをやることによって、関節の可動域が広がってスイングがスムーズになるし、ケガの予防にも繋がるので、私の中では、「ショット練習よりも大事なもの」という意識があります。
ストレッチが終わってからようやくショット練習に入るわけですが、まずやるのが、片手打ち練習(写真①)と、両手を離してクラブを握って(スプリットハンド)ボールを打つ練習(同②)です。
片手打ちは、手打ち防止策。手だけで打つと、ダフリやトップが出やすくなるので、それを防ぐためです。ただ片手でクラブを持ってボールを打つだけなのですが、スイングの際は、体との一体化を意識して、クラブの重みを感じながら打つようにしています。
スプリットハンドも、片手打ちと目的は同じです。肩と両手とでできる三角形を崩さずに、手と体との一体化を意識しながらボールを打ちます。そうすればミート率も上がるし、ダフリやトップなどのミスも少なくなります。
この2つのドリルは、練習のたびにやっています。ぜひ皆さんも試してみてください。
岩井千怜(いわい・ちさと)
2002年7月5日、埼玉生まれ。埼玉栄高校ゴルフ部出身。プロゴルファーの岩井明愛は双子の姉。2017年「全国中学校選手権春季大会」優勝。2020年、明愛がローアマチュアを獲得した日本女子オープンの次の試合「スタンレーレディス」でローアマを獲得。2021年6月のプロテストに合格。同年9月、ステップ・アップ・ツアーの「カストロールレディース」でツアー初優勝を飾る。次戦では明愛が「山陽新聞レディースカップ」で優勝。姉妹による2試合連続優勝はレギュラーを含めて国内ツアー初の快挙。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/2/25 発売号より転載)
まず、一般的な準備運動を10分くらいやってから、ストレッチをしています。ストレッチに関しては、冬だけでなくどんな季節でもしっかりやるようにしていて、必ず30分前後の時間をかけて、筋や筋肉をじっくりゆっくり伸ばしています。
ご存じの人も多いと思いますが、ストレッチをやることによって、関節の可動域が広がってスイングがスムーズになるし、ケガの予防にも繋がるので、私の中では、「ショット練習よりも大事なもの」という意識があります。
ストレッチが終わってからようやくショット練習に入るわけですが、まずやるのが、片手打ち練習(写真①)と、両手を離してクラブを握って(スプリットハンド)ボールを打つ練習(同②)です。
写真①②
片手打ちは、手打ち防止策。手だけで打つと、ダフリやトップが出やすくなるので、それを防ぐためです。ただ片手でクラブを持ってボールを打つだけなのですが、スイングの際は、体との一体化を意識して、クラブの重みを感じながら打つようにしています。
スプリットハンドも、片手打ちと目的は同じです。肩と両手とでできる三角形を崩さずに、手と体との一体化を意識しながらボールを打ちます。そうすればミート率も上がるし、ダフリやトップなどのミスも少なくなります。
この2つのドリルは、練習のたびにやっています。ぜひ皆さんも試してみてください。
岩井千怜(いわい・ちさと)
2002年7月5日、埼玉生まれ。埼玉栄高校ゴルフ部出身。プロゴルファーの岩井明愛は双子の姉。2017年「全国中学校選手権春季大会」優勝。2020年、明愛がローアマチュアを獲得した日本女子オープンの次の試合「スタンレーレディス」でローアマを獲得。2021年6月のプロテストに合格。同年9月、ステップ・アップ・ツアーの「カストロールレディース」でツアー初優勝を飾る。次戦では明愛が「山陽新聞レディースカップ」で優勝。姉妹による2試合連続優勝はレギュラーを含めて国内ツアー初の快挙。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/2/25 発売号より転載)
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