レッスン
バンカーショットをコントールするための極意!辻村明志ツアープロコーチ
2021年6月24日(木)午前10:34
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CS放送ゴルフネットワークのレッスン番組「プレメンレッスン!Season3」に出演している辻村明志ツアープロコーチ。
上田桃子、小祝さくら、松森彩夏、永井花奈など多くのプロゴルファーを指導、選手に合った練習法を瞬時に見抜き独自のコーチングで勝利へ導くカリスマコーチが、アマチュアゴルファーの上達に欠かせない全てのゴルファーに通じる「スイングの真髄」をお届けします。
今回のテーマはバンカーショットです。
1.グリッププレッシャー
縦笛を持つようにグリップを緩く握ることで、手首の可動域を広げヘッドの重みを活かすことができます。
2.テークバック
テークバックは決してスウェーしないように、頭の位置を変えずアドレスと同じ体勢をキープすることを意識しましょう。
3.肩の高さ
バンカーショットではクラブの上から下への動きを使いたいので、左肩を下げて構えます。左ひざの角度・左重心を保って、クラブを上から落とす感じでダウンブローに打ちます。
バンカーでしゃくり打ちをしてしまう方は、クラブの重みを生かして上から落とすことができているかを確認しましょう。バンカー練習場で、通常のボール位置より左に線を引き、極端な左足重心でクラブヘッドを上から落とすイメージで素振りをしてみてください。フェースを開いて、バウンスのトゥ側で砂を叩いてみましょう。
最後に、しゃくり打ちを矯正するドリルを紹介します。
かごなどを使って右足の位置を高くし、左の肩を下げて左足重心のアドレスを作ります。そこから左足重心でスイングすると、勝手にダウンブローの形になり、理想の位置にクラブヘッドを入れることができるようになります。
重要なのは、目線は高くせず少し低めに、そして左ひざの角度と体重配分をキープした状態のフィニッシュを取れる余裕が出てくると、必ずバンカーショットは上手くなります。
【見逃し配信】プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#3
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#3」より
上田桃子、小祝さくら、松森彩夏、永井花奈など多くのプロゴルファーを指導、選手に合った練習法を瞬時に見抜き独自のコーチングで勝利へ導くカリスマコーチが、アマチュアゴルファーの上達に欠かせない全てのゴルファーに通じる「スイングの真髄」をお届けします。
今回のテーマはバンカーショットです。
バンカーからボールをコントロールする
バンカーショットの基本は、砂の上にクラブヘッドを「落とす」ことです。上から下に落とすだけで、力は必要ありません。砂をどう切るかが上達への近道です。大事なポイントは3つあります。1.グリッププレッシャー
縦笛を持つようにグリップを緩く握ることで、手首の可動域を広げヘッドの重みを活かすことができます。
2.テークバック
テークバックは決してスウェーしないように、頭の位置を変えずアドレスと同じ体勢をキープすることを意識しましょう。
3.肩の高さ
バンカーショットではクラブの上から下への動きを使いたいので、左肩を下げて構えます。左ひざの角度・左重心を保って、クラブを上から落とす感じでダウンブローに打ちます。
バンカーでしゃくり打ちをしてしまう方は、クラブの重みを生かして上から落とすことができているかを確認しましょう。バンカー練習場で、通常のボール位置より左に線を引き、極端な左足重心でクラブヘッドを上から落とすイメージで素振りをしてみてください。フェースを開いて、バウンスのトゥ側で砂を叩いてみましょう。
バンカーショットの距離の打ち分け方
続いて、距離別のバンカーショットのポイントです。
まずピンに近い場合(10y以内)、スイングの割合はテークバック7・フォロー3のイメージです。アウトサイドインに振り抜いて、フィニッシュは腰の高さに。砂を大きく爆発させてスイング方向に飛ばします。スピンもしっかりかかると思います。
次にピンまで10y〜20yの場合、スイングの割合は、テークバック5・フォロー5のイメージで、入射角度を浅くしてスイングし砂を薄くとります。砂の飛ぶ距離を伸ばすようにしましょう。
最後にピンまで遠い(30y以上)場合は、砂をさらに薄くとりたいので、トップは小さく、フォローは大きくスイングします。スイングの割合は、テークバック3・フォロー7のイメージで、砂をさらに薄くとります。そして、目標方向へ遠くに砂を飛ばすようにインサイドアウトに振り抜きます。フィニッシュも高くとりましょう。
バンカーからボールをコントロールするためには、ピンまでの距離に応じて振り幅とスイング軌道を定め、砂に対してクラブヘッドの入れ方を変えることが大切です。バンカーではボールを叩くのではなく砂を叩きます。砂の飛ぶ方向と量をしっかりイメージすることが上達への近道です。
バンカー脱出のためのしゃくり打ち矯正ドリル
最後に、しゃくり打ちを矯正するドリルを紹介します。
かごなどを使って右足の位置を高くし、左の肩を下げて左足重心のアドレスを作ります。そこから左足重心でスイングすると、勝手にダウンブローの形になり、理想の位置にクラブヘッドを入れることができるようになります。
重要なのは、目線は高くせず少し低めに、そして左ひざの角度と体重配分をキープした状態のフィニッシュを取れる余裕が出てくると、必ずバンカーショットは上手くなります。
【見逃し配信】プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#3
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#3」より
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