レッスン
逆球回避!正しいアライメントのとり方と左サイドを消す打ち方
2021年6月9日(水)午後3:31
「ボールが思った方向に飛び出していかない」。そんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。今回はその解決法についてレッスンしましょう。
まず確認して欲しいのは、アライメントです。ターゲットラインに対して、フェースや肩、足のラインが平行になっているかどうか。多くのゴルファーは、「自分は真っ直ぐ向いている」と思っているようですが、実はそうではないケースが多いというのが現状です。
アライメントが正しくないと、当然、ターゲット方向にボールは飛びません。また、ゴルファーの中には、自分がイメージした向きと実際の向きとが異なる人がいて、これが原因で大きなミスをしてしまうことも少なくありません。
もし、イメージした方向にボールが飛び出していかないというのであれば、アライメントをチェックし、修正しましょう。それと同時に、正しく構えるための動作をルーティンに組み込みましょう。
一般的なやり方は次の通りです。まずティを刺してボールを置き、ボールの2~3m後方に回り込み、ホールロケーションを確認しながらターゲットを決める。そして、そのターゲットに対して真っ直ぐのラインを引き、そのラインに対して平行に立つ。この練習をしっかりしておくことが大事です。
次に、アライメントは間違っていないのに、ボールがイメージした方向に出ていってくれないというケース。今回は、「ボールを右に打ち出したいと思って構えているのに、ボールはイメージしたより左に飛び出すことが多い」という人の矯正方法を紹介しましょう。
このような症状は、ボールをダウンブロー気味にとらえる人によく見られます。トップの位置が理想よりも少し高めになり、上半身の回転が浅くなって、少し鋭角にクラブが下りてくるというタイプ。アタックアングルとスイングプレーンはほぼ同じなので、鋭角に入ってくるということはアウトサイドから入ってくることにもなり、ボールは狙った方向よりも左に出てしまうわけです。
これを修正するために、次の方法で構えてください。まず構えを作ります。このとき、右肩が左肩よりも下がっているかどうかをチェック。また、ハンドダウンにならないようにグリップを少し持ち上げ、右前腕を右方向に少しひねって右ヒジが地面を向くようにします。
そのあと、一度左手を離して右手1本で「自分が上げたいトップの位置」までクラブを上げます。そこに左手を添えてアドレスの位置に戻し、そのトップの位置を意識しながらスイングしてみてください。そうすればクラブはインサイドから入ってくるので、「思ったよりも左に飛ぶ」ことはなくなります。
球がつかまり飛距離も出る打ち方なので、ぜひお試しを。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、大和笑莉奈プロ、竹村真琴プロ、高橋恵プロ、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#167より
まず確認して欲しいのは、アライメントです。ターゲットラインに対して、フェースや肩、足のラインが平行になっているかどうか。多くのゴルファーは、「自分は真っ直ぐ向いている」と思っているようですが、実はそうではないケースが多いというのが現状です。
アライメントが正しくないと、当然、ターゲット方向にボールは飛びません。また、ゴルファーの中には、自分がイメージした向きと実際の向きとが異なる人がいて、これが原因で大きなミスをしてしまうことも少なくありません。
もし、イメージした方向にボールが飛び出していかないというのであれば、アライメントをチェックし、修正しましょう。それと同時に、正しく構えるための動作をルーティンに組み込みましょう。
一般的なやり方は次の通りです。まずティを刺してボールを置き、ボールの2~3m後方に回り込み、ホールロケーションを確認しながらターゲットを決める。そして、そのターゲットに対して真っ直ぐのラインを引き、そのラインに対して平行に立つ。この練習をしっかりしておくことが大事です。
次に、アライメントは間違っていないのに、ボールがイメージした方向に出ていってくれないというケース。今回は、「ボールを右に打ち出したいと思って構えているのに、ボールはイメージしたより左に飛び出すことが多い」という人の矯正方法を紹介しましょう。
このような症状は、ボールをダウンブロー気味にとらえる人によく見られます。トップの位置が理想よりも少し高めになり、上半身の回転が浅くなって、少し鋭角にクラブが下りてくるというタイプ。アタックアングルとスイングプレーンはほぼ同じなので、鋭角に入ってくるということはアウトサイドから入ってくることにもなり、ボールは狙った方向よりも左に出てしまうわけです。
これを修正するために、次の方法で構えてください。まず構えを作ります。このとき、右肩が左肩よりも下がっているかどうかをチェック。また、ハンドダウンにならないようにグリップを少し持ち上げ、右前腕を右方向に少しひねって右ヒジが地面を向くようにします。
そのあと、一度左手を離して右手1本で「自分が上げたいトップの位置」までクラブを上げます。そこに左手を添えてアドレスの位置に戻し、そのトップの位置を意識しながらスイングしてみてください。そうすればクラブはインサイドから入ってくるので、「思ったよりも左に飛ぶ」ことはなくなります。
球がつかまり飛距離も出る打ち方なので、ぜひお試しを。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、大和笑莉奈プロ、竹村真琴プロ、高橋恵プロ、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#167より
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