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「パッティングは大きく構えよう」名手・池田勇太のワンポイントアドバイス

2021年5月20日(木)午後0:27

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 パッティングに関しては、それぞれ好みのパターがあり、それによって打ち方も微妙に変わってくるもの。だから、「こういう構えをしましょう」とか、「このようにストロークすれば絶対に入りますよ」といったことを、軽々しく言えないところもあります。

 ただ、根本的な部分でぜひアマチュアの皆さんに知っておいて欲しいことがあります。

 それは、その人の体格に関係なく、できるだけ胸を張って、自分の体を大きく見せるような構えをしてストロークをしたほうがいいということです。

 その理由は、体を縮めて打つと、体の動き自体が窮屈になって自然なストロークできなくなるからです。また、体を縮めることによって視野も狭くなり、打った後のボールの転がりなどを追えなくなるというデメリットもあります。

 ショートパットならそれでもかまわないのですが、アマチュアゴルファーの場合、グリーンを狙うショットがピンの近くに寄らないケースが多いはず。ということは、当然、中・長距離のパッティングが多くなるということなので、それに対応するためにも大きく構える癖をつけておいた方がいいと思います。

 それと同時に、パターの長さやライ角なども重要なポイントになってきます。

 改めて言うまでもなく、大きく構えるためには、長めのパターを持ったほうがいいし、また、長いほうが大きくゆったり振ることができるからです。

 逆に短いパターだと、腕が振りにくくなり、長い距離を打とうとすると体が一緒に動いてしまい、軌道が大きくブレて芯でヒットできなくなることもあります。

 僕もこれらのことを強く意識していて、パターは35以上のモデルしか使わないようにしています。

 皆さんの中で、ロングパットの距離感や方向性が合わないという人がいたら、一度長いパターに換えてみてください。悩みが一気に解消するかもしれませんよ。

池田勇太(いけだ・ゆうた)
1985年12月22日、千葉県生まれ。2007年プロ入り。プロ実質1年目の2008年に賞金ランク52位でシード権獲得。09年にはツアー4勝を飾り、賞金ランク2位に輝く。その後も上位をキープ。16年にツアー3勝を挙げ、初の賞金王に輝く。通算21勝でうち3勝はメジャー(09年日本プロ、14・17年日本オープン)。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/5/14 発売号より転載)
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