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距離感は右1本打ち練習で作ってます!石坂友宏のアプローチドリル

2021年5月13日(木)午後2:27

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 アプローチの距離感が上手くつかめない。アマチュアゴルファーの中にはそういう人も多いのではないでしょうか。

 実際、アプローチの場合は微妙なコントロールをしなければならず、「ロフト角56度のウェッジで8時から4時までのスイングなら、キャリーで何ヤード運ぶことができる」というようにパターン化することは難しいと思います。

 つまり、“感覚”が必要になってくるということ。「アプローチは経験がものをいう」と言われるのもそのあたりに要因があるのでしょう。

 とはいえ何も考えずに、ただラウンドをたくさんしたからといって距離感がつかめるようにはなりません。距離感を合わせるためには、その感覚を養う必要があります。

 では、その感覚をどうやってつかむか。僕の場合は、右手で距離感を出すようにしています。ボールを投げるとき、いちいち腕の振り幅や強さを考えないのと同じように、狙ったところに右手でボールを運ぶように打っているのです。

 全てのゴルファーがこのやり方で距離感をつかめるかどうかはわかりないし、中には「左手で距離感を出す」という人もいるでしょうが、僕にはこのやり方が最も合っていると思っています。

 その右手の距離感を磨くためにやっているのが、右手1本でボールを打つドリルです。



 左手を右肩にあてがい、右手1本で10~20ヤード先の目標を狙って打つ(写真)。ボールを打つというよりも“運ぶ”というイメージでやっているのですが、この練習を繰り返すことで、手でボールを投げるように、ウェッジでボールを運べるようになります。

 ただし練習量は必要です。練習場に行くたびに、右手1本の練習を続けてみてください。芝の上からだけでなく、正確にヘッドを入れることが要求されるバンカーショットでも大きな武器になるはずです。

石坂友宏(いしざか・ともひろ)
1999年9月21日、神奈川県生まれ。ジュニア時代から活躍し、2019年の日本アマで4位、日本オープンで23位タイに入り、金谷拓実や桂川有人らを抑えてローアマチュアを獲得した。同年のQTを受験し、プロ転向。2020年のダンロップフェニックスで2位、2021年の東建ホームメイトカップで8位に入るなどプロでも活躍。現在、日本ウェルネススポーツ大学に在学中(4年生)の学生プロ。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/5/7 発売号より転載)
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