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諸見里しのぶオススメ! スコアアップのカギはストレッチ
2019年7月11日(木)午前11:58
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試合の時は2時間半前にゴルフ場に入り、試合に向けての準備を行います。その中でも特に念入りに行うのが、ストレッチ。普段のスイングをするために、またケガを予防するために、少なくとも30~40分はストレッチを行います。今回は、その中でも「これだけはやっておいたほうがいい」というメニューを紹介したいと思います。
1)両肩に指先を置き、肩を前から後ろ、後ろから前へとぐるぐる回す(写真①)。
また、ゴルフは前傾姿勢を取るスポーツなので、プレー中にも肩が内側に入りやすくなります。それを元に戻すためにも、ティショットの順番を待つときなど肩をグルグル回しておくといいでしょう。
2)両膝に手を当てて屈伸(②)。同じ姿勢で両膝を大きく回す(③④)。
3)片方の手をキャディバッグに置き、足を曲げて反対側の膝の上に乗せてしゃがみ込むように体を沈める(⑤)。
4)片方の手をキャディバッグに置き、足を前後に振る(⑥)。
5)最後に、ラウンド後にオススメのメニューです。イスに座ってゴルフボールを足の裏に置き、足裏でゴロゴロ転がします(⑦)。
諸見里しのぶ(もろみざと・しのぶ)
1986年7月16日沖縄県生まれ。2005年プロテスト合格。2006年のSANKYOレディースオープンでツアー初優勝。07年には日本女子オープンを制した。2011年にはスタンレーレディスでハーフ27ストロークの日本男女ツアーでの新記録を樹立(ギネス世界記録)。ツアー通算9勝。今季は、最大8試合の推薦出場で復活をかける。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/7/5 発売号より転載)
1)両肩に指先を置き、肩を前から後ろ、後ろから前へとぐるぐる回す(写真①)。
写真①
肩甲骨を含めた肩周りの筋肉が固まってしまうと、肩が回りづらくなりいつものスイングができなくなります。スタートホールから思い切り振り回すためにも念入りにやっておきましょう。また、ゴルフは前傾姿勢を取るスポーツなので、プレー中にも肩が内側に入りやすくなります。それを元に戻すためにも、ティショットの順番を待つときなど肩をグルグル回しておくといいでしょう。
2)両膝に手を当てて屈伸(②)。同じ姿勢で両膝を大きく回す(③④)。
同②
同③
同④
お馴染みのメニューですが、これをやるだけでも足の裏側の筋肉や腰周りの筋肉がほぐれます。ギックリ腰の予防にもなるのでぜひやっておきましょう。3)片方の手をキャディバッグに置き、足を曲げて反対側の膝の上に乗せてしゃがみ込むように体を沈める(⑤)。
同⑤
曲げたほうの足側の腰周りや足の筋肉をほぐすストレッチです。これをやっておけばラウンド終盤、足がつることもありません。4)片方の手をキャディバッグに置き、足を前後に振る(⑥)。
同⑥
ラウンド直前にオススメなのがコレ。リズム良く動かして筋肉を目覚めさせましょう。5)最後に、ラウンド後にオススメのメニューです。イスに座ってゴルフボールを足の裏に置き、足裏でゴロゴロ転がします(⑦)。
同⑦
ストレッチというほどのものではないのですが、足や腰などの疲れを取り除いてくれるなど効果抜群。また、足の裏にはたくさんのツボがあるので、いろいろな部位の働きを活発にしてくれます。試合のあった日などは夜寝る前にテレビを見ながらゴロゴロ。眠りも深くなりますよ。諸見里しのぶ(もろみざと・しのぶ)
1986年7月16日沖縄県生まれ。2005年プロテスト合格。2006年のSANKYOレディースオープンでツアー初優勝。07年には日本女子オープンを制した。2011年にはスタンレーレディスでハーフ27ストロークの日本男女ツアーでの新記録を樹立(ギネス世界記録)。ツアー通算9勝。今季は、最大8試合の推薦出場で復活をかける。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/7/5 発売号より転載)
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