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アプローチが上手くなるコツを宮本勝昌が伝授!「膝を動かして打つことを意識」

2019年6月27日(木)午後1:25

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 スコアメイクのカギを握るとも言われるアプローチ。我々プロゴルファーもアプローチの練習にはかなりの時間を割き、その技術を磨きます。

 そこで今回は、「アプローチのスイング」について、チームセリザワで重視しているポイント(考え方)を紹介したいと思います。

 芹澤信雄プロが最も重要なポイントとして挙げるのは、「アプローチの打ち方とショットの打ち方がつながるようにしなければいけない」ということです。たとえばレッスン書などでは、「左サイドをブロックして打て」とか、「下半身はできるだけ使わないように」といった打ち方を教えている場合がありますが、このようにアプローチ用の特別な打ち方はするなというのが芹澤プロの教えなのです。

 私もその教え通り、たとえピンまで20ヤードという短い距離でスイングの幅が「9時~5時」くらい小さくなるときでも、ヘッドだけを走らせる(写真①)とか、インパクトでヘッドを止める(②)というようなことはせず、ショットと同じようにしっかり体を動かして、ピンを狙っています。
 
写真①
 
同②
 
 私自身、特に注意しているのは膝の動きです。通常、ショットを打つときはどんなスイングの人でも膝の動き、いわゆるニーアクションが入るものですが、アプローチのときでも写真③~⑥のようにテークバックでは両膝頭が右に、フォロースルーでは左に向くようにしっかり膝を動かしてボールを打つようにしています。
 
同③
 
同④
 
同⑤
 
同⑥
 
 距離が短いときは、スタンス幅が狭くなり、場合によっては両足が閉じた状態になることもありますが、そのようなケースでもニーアクションを必ず入れます。そうすることによってスイングの軌道が安定し、距離感も合いやすくなるし、アプローチのミスの原因になる「手打ち」を防ぐことができるからです。

 アマチュアゴルファーの中には、アプローチだけは特別な打ち方をしなければいけないと思っている人も多いようですが、逆にその考えが、アプローチのスイングを狂わす結果になることを頭に入れておいてください。

宮本勝昌(みやもと・かつまさ)
1972年8月28日静岡生まれ。日本大ゴルフ部出身で片山晋呉、横尾要とは同期。日大1年次(91年)、日本アマで先輩の丸山茂樹を破り優勝。95年プロ転向。ツアー初優勝は、98年つるやオープン。今年の中日クラウンズで2年振りのツアー優勝を果たした。08~10は日本ゴルフツアー機構の選手会長も務めるなど、人望も厚い。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/6/21 発売号より転載)
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