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藤田寛之、軌道をダウンブローにするためのドリル 「鋭角にヘッドを入れる」はNG
2019年6月20日(木)午後1:31
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「アイアンはダウンブローで打て」とよく言われます。そもそもダウンブローとは、スイングが最下点に達する前、ヘッドが上から下に下降しているときにボールをとらえる軌道のことをいいますが、何故この軌道がいいのか?
その理由はいくつか挙げられますが、「鋭角にヘッドが入るので、フェースとボールとの間に芝が入りにくい」、「フェース面の上から下への擦れが大きくなり、バックスピンがかかりやすい」、「ロフトが立って当たるので、飛距離が伸びる」というのが主な理由です。
これらの理由からも分かるように、ティーアップしていない、地面にあるボールを打つアイアンショットの場合は、「ダウンブロー」が絶対条件になるわけです。
しかし、アマチュアゴルファーの多くは、残念ながらダウンブローで打てていません。それどころか、ボールを上げたいという気持ちが強すぎるのか、逆にすくい打っている人がいるくらい。これでは飛距離も出ないし、番手間の飛距離差も出てきません。
そこで今回は、自然とダウンブローで打てるようになるドリルを紹介しましょう。
まずいつもと同じように構え、その構えを崩さずに左足を右に動かしいったん両足を揃えます(写真①)。
アマチュアゴルファーの中には、「ダウンブロー=鋭角にヘッドを入れればいい」と思っている人が多く、上から叩きつけるように打つ人もいるようですが、実際はそうではありません。
そういう人は、このドリルで正しいダウンブローの打ち方を身につけてください。そうすれば、飛距離も伸びるし、思ったところにボールを止められるようになるはずです。
藤田寛之(ふじた・ひろゆき)
1969年6月16日福岡生まれ。92年、専修大学時代にプロ転向。97年サントリーオープンでツアー初優勝。20代1勝、30代5勝、40代12勝と年齢を重ねるごとに勝ち星を増やし、12年には年間4勝を挙げ、43歳にして賞金王へと上り詰めた(史上最年長記録)。22年連続でのシード権獲得は、尾崎将司に次いで歴代2位タイ。
その理由はいくつか挙げられますが、「鋭角にヘッドが入るので、フェースとボールとの間に芝が入りにくい」、「フェース面の上から下への擦れが大きくなり、バックスピンがかかりやすい」、「ロフトが立って当たるので、飛距離が伸びる」というのが主な理由です。
これらの理由からも分かるように、ティーアップしていない、地面にあるボールを打つアイアンショットの場合は、「ダウンブロー」が絶対条件になるわけです。
しかし、アマチュアゴルファーの多くは、残念ながらダウンブローで打てていません。それどころか、ボールを上げたいという気持ちが強すぎるのか、逆にすくい打っている人がいるくらい。これでは飛距離も出ないし、番手間の飛距離差も出てきません。
そこで今回は、自然とダウンブローで打てるようになるドリルを紹介しましょう。
まずいつもと同じように構え、その構えを崩さずに左足を右に動かしいったん両足を揃えます(写真①)。
写真①
そしてここからテークバックし、切り返し~ダウンスイングで左足を踏み込みながらボールを打ち、そのままフィニッシュ(同②)まで持っていきます。同②
このように切り返し~ダウンスイングで下半身を先行させることで、自然とハンドファーストの形ができ(同③)、ボールをダウンブローにとらえることができるというわけです。同③
このドリルも“チームセリザワ”ではよく行うメニューで、軌道修正にも役立ちます。アマチュアゴルファーの中には、「ダウンブロー=鋭角にヘッドを入れればいい」と思っている人が多く、上から叩きつけるように打つ人もいるようですが、実際はそうではありません。
そういう人は、このドリルで正しいダウンブローの打ち方を身につけてください。そうすれば、飛距離も伸びるし、思ったところにボールを止められるようになるはずです。
藤田寛之(ふじた・ひろゆき)
1969年6月16日福岡生まれ。92年、専修大学時代にプロ転向。97年サントリーオープンでツアー初優勝。20代1勝、30代5勝、40代12勝と年齢を重ねるごとに勝ち星を増やし、12年には年間4勝を挙げ、43歳にして賞金王へと上り詰めた(史上最年長記録)。22年連続でのシード権獲得は、尾崎将司に次いで歴代2位タイ。
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