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藤田寛之が教える“チームセリザワ”オススメ アイアンのミート率を上げるためのドリル
2019年6月13日(木)午後0:41
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「ドライバーやフェアウェイウッドに比べてアイアンは上手く打てている」。
アマチュアゴルファーにはそう思っている人が多いようですが、実際にプロアマなどで一緒にプレーをすると、比較的当てやすいショートアイアンでもダフったり、下からすくってしまったりと、ミスを連発する人が多いように思います。
その原因はいろいろ考えられますが、ヘッドの入り方に問題があるケースが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、我々プロゴルファーでも芹澤信雄プロから「時々やるように」言われている、“チームセリザワ”オススメの「アイアンのミート率をアップするドリル」を紹介しましょう。
アイアン(番手は何番でも可)を持ち、ボールをティーアップします。ティーの高さは低すぎなければOK。ドライバーを打つときの高さがひとつの目安です。
そしてこのティーアップしたボールを打つわけですが、普段マット(地面)から打ったときに上がる高さの約半分の高さを狙って打つようにしてください(写真①~④)。
このように低い球を打つ意識あれば、ダウンスイングではヘッドが自然と上から下りてくるようになり、インパクト~フォロースルーでもヘッドは低く抜けていき、自分ではまったく意識していなくてもダウンブローの軌道になって球をしっかりとらえられるようになります。
低い球を打つときのポイントとしては、構えたときから目線を通常(⑤)よりも低めにしておくこと(⑥)。また、スイング中も通常の半分の高さをイメージし続けることで低い球が打てるようになります。
藤田寛之(ふじた・ひろゆき)
1969年6月16日福岡生まれ。92年、専修大学時代にプロ転向。97年サントリーオープンでツアー初優勝。20代1勝、30代5勝、40代12勝と年齢を重ねるごとに勝ち星を増やし、12年には年間4勝を挙げ、43歳にして賞金王へと上り詰めた(史上最年長記録)。22年連続でのシード権獲得は、尾崎将司に次いで歴代2位タイ。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/6/7 発売号より転載)
アマチュアゴルファーにはそう思っている人が多いようですが、実際にプロアマなどで一緒にプレーをすると、比較的当てやすいショートアイアンでもダフったり、下からすくってしまったりと、ミスを連発する人が多いように思います。
その原因はいろいろ考えられますが、ヘッドの入り方に問題があるケースが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、我々プロゴルファーでも芹澤信雄プロから「時々やるように」言われている、“チームセリザワ”オススメの「アイアンのミート率をアップするドリル」を紹介しましょう。
アイアン(番手は何番でも可)を持ち、ボールをティーアップします。ティーの高さは低すぎなければOK。ドライバーを打つときの高さがひとつの目安です。
そしてこのティーアップしたボールを打つわけですが、普段マット(地面)から打ったときに上がる高さの約半分の高さを狙って打つようにしてください(写真①~④)。
写真①
同②
同③
同④
高さをコントロールするというのは、実際のラウンドはもちろん、普段の練習でもほとんどやらないと思うので最初は難しいかもしれませんが、とにかく「低い球を打つ」ことを心がけてください。このように低い球を打つ意識あれば、ダウンスイングではヘッドが自然と上から下りてくるようになり、インパクト~フォロースルーでもヘッドは低く抜けていき、自分ではまったく意識していなくてもダウンブローの軌道になって球をしっかりとらえられるようになります。
低い球を打つときのポイントとしては、構えたときから目線を通常(⑤)よりも低めにしておくこと(⑥)。また、スイング中も通常の半分の高さをイメージし続けることで低い球が打てるようになります。
同⑤
同⑥
「アイアンが上手く当たらない」、「番手通りの距離が出ない」という人はぜひやってみてください。低い球が打てるようになったときには、アイアンのミスも大幅に減っているはずです。藤田寛之(ふじた・ひろゆき)
1969年6月16日福岡生まれ。92年、専修大学時代にプロ転向。97年サントリーオープンでツアー初優勝。20代1勝、30代5勝、40代12勝と年齢を重ねるごとに勝ち星を増やし、12年には年間4勝を挙げ、43歳にして賞金王へと上り詰めた(史上最年長記録)。22年連続でのシード権獲得は、尾崎将司に次いで歴代2位タイ。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/6/7 発売号より転載)
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