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小鯛竜也が実践「正しい構えのチェック法」 2本のスティックを使ってボールの位置を確認
2019年5月23日(木)午後3:20
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プロゴルファーとアマチュアゴルファーとで最も大きく違うのはアドレスの再現性です。基本的にプロは、いつも同じ位置にボールを置き、目標に対して正しい向きに体をセットして構えます。
しかし、それは、「プロだからできる」というものではありません。どんなレベルの人でも練習をすればできるようになるし、我々も毎回正しいアドレスをするために日々、練習を積んでいるのです。
そこで今回は、僕が練習時に必ずやっている、正しく構えるためのチェック法を紹介しましょう。
まず、目標に対してスティック【あ】(クラブでも可。以下同)を置き、そのスティックに直角に交わるようにもう1本スティック【い】を置きます。そして、スティック【い】に対して足を揃えて立ち、ヘッドをスティック【い】の延長線上に下ろします(写真①)。
なお、これは目標に対して真っ直ぐを確認する練習も兼ねているので、スティック【あ】は斜めに置いたりせず、練習場のマットに対して平行になるように置くようにしてください。
次に左足をスティック【い】から1足分左にずらし(②)、そのあと右足を開きます。これでアドレスは完成です(③)。写真④はSWのスタンス幅ですが、他のクラブでも(写真⑤は7アイアン)、左足を1足分左にずらすところまでは同じ。異なるのは、右足の開きが広くなったり狭くなったりするだけです。
スティック【あ】で目標に対して真っ直ぐを確認し、スティック【い】で正しいボールの位置を確認する。この練習を毎回やっておけば、スティックを使えないラウンドでも正しい構えが自然とできるようになります。上達を目指すなら、ぜひやるようにしてください。
小鯛竜也(こだい・たつや)
1990年2月1日大阪生まれ。07年に17歳でプロ転向。ツアーデビューは11年で、初めての予選通過は4年後の15年ミズノオープンという苦労人。17年マイナビABCチャンピオンシップで、プロ転向11年目にして悲願のツアー初優勝を果たした。初めてシード選手として臨んだ18年は、賞金ランク62位でシード権獲得。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/5/17 発売号より転載)
しかし、それは、「プロだからできる」というものではありません。どんなレベルの人でも練習をすればできるようになるし、我々も毎回正しいアドレスをするために日々、練習を積んでいるのです。
そこで今回は、僕が練習時に必ずやっている、正しく構えるためのチェック法を紹介しましょう。
まず、目標に対してスティック【あ】(クラブでも可。以下同)を置き、そのスティックに直角に交わるようにもう1本スティック【い】を置きます。そして、スティック【い】に対して足を揃えて立ち、ヘッドをスティック【い】の延長線上に下ろします(写真①)。
写真①
このようにクラブをセットすると、クラブが体の中心に来るようになりますが、これがクラブを置く位置の基本で、そのヘッドに対してボールの位置が決まります。なお、これは目標に対して真っ直ぐを確認する練習も兼ねているので、スティック【あ】は斜めに置いたりせず、練習場のマットに対して平行になるように置くようにしてください。
次に左足をスティック【い】から1足分左にずらし(②)、そのあと右足を開きます。これでアドレスは完成です(③)。写真④はSWのスタンス幅ですが、他のクラブでも(写真⑤は7アイアン)、左足を1足分左にずらすところまでは同じ。異なるのは、右足の開きが広くなったり狭くなったりするだけです。
同②
同③
同④
同⑤
このようにして構えると、体の左サイドに対するヘッドの位置がどのクラブでも変わらないことが分かると思いますが、これが最も重要なポイントになります。というのも、この関係性を保つことによって、SWからドライバーまで同じスイングでボールをとらえることができるようになるからです。スティック【あ】で目標に対して真っ直ぐを確認し、スティック【い】で正しいボールの位置を確認する。この練習を毎回やっておけば、スティックを使えないラウンドでも正しい構えが自然とできるようになります。上達を目指すなら、ぜひやるようにしてください。
小鯛竜也(こだい・たつや)
1990年2月1日大阪生まれ。07年に17歳でプロ転向。ツアーデビューは11年で、初めての予選通過は4年後の15年ミズノオープンという苦労人。17年マイナビABCチャンピオンシップで、プロ転向11年目にして悲願のツアー初優勝を果たした。初めてシード選手として臨んだ18年は、賞金ランク62位でシード権獲得。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/5/17 発売号より転載)
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