レッスン
エイミー・コガ「いつも同じ軌道でスイング」 9~3時ドリルでショットを安定させよう
2018年12月13日(木)午後0:47
私は8歳からゴルフをやっていてゴルフ歴はかれこれ15年ほどになりますが、いつも心がけているのは安定したショットを打つことです。そこで今回は、スイングの安定感を手に入れるために私が普段やっているドリルを紹介したいと思います。
やり方は簡単です。アイアンを手にし(私は8番アイアンでやっています)、バックスイングは9時(腕が地面と平行になる位置)で止め、フォロースルーでは3時(同じく腕が地面と平行になる位置)で止めるという意識でボールを打つ練習です(写真①)。
たとえばバックスイングは、ハーフショットのときのようにフワッと上げるのではなく、トップまでビュンと振るつもりで上げて9時の位置で止めます。そして切り返しからのダウンスイング~インパクト~フォロースルーでも、フルスイングと同じスピードで3時の位置までしっかりクラブを振ります。なお、全力でクラブを振るとフォロースルーでは3時でクラブを止めるつもりでも、反動で手もクラブもフィニッシュまでいってしまいますが、意識としては「3時までしっかり振る」つもりでやっています。
小さな振り幅をフルスピードで打つため、最初のうちは芯でとらえられなかったり、スイングのタイミングがズレたりしますが、練習を重ねればきちんと当たるようになってきます。そしてそれが実現すれば、9~3時というコンパクトなスイングでもフルスイングをするのと同じくらいの飛距離が出るようになります。もっと言えば、方向性が安定する分、平均飛距離は確実に伸びるはずです。
自分のパフォーマンスを生かすためにも、いつも同じ軌道でスイングし、きちんと芯に当たることが何よりも大切。皆さんもこのドリルで、安定したショットを手に入れてください。
エイミー・コガ
1995年長崎県で生まれた後、ハワイに移住。8歳からゴルフを始めた。2010年の世界ジュニア選手権で優勝。16年、日本ツアー(下部のステップ・アップ・ツアー)に出場するため家族でハワイから大阪に引っ越した。18年のプロテストではトップ合格(90期生)。QTファイナルでも上位に入り、来季の活躍が期待されている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/12/6 発売号より転載)
やり方は簡単です。アイアンを手にし(私は8番アイアンでやっています)、バックスイングは9時(腕が地面と平行になる位置)で止め、フォロースルーでは3時(同じく腕が地面と平行になる位置)で止めるという意識でボールを打つ練習です(写真①)。
写真①
この説明をすると、ほとんどの人は、「なんだ、ハーフショットの練習か?」と思われるでしょうが、ハーフショットの練習ではありません。何故なら、私の場合はこの動きをフルスピードで行うからです。たとえばバックスイングは、ハーフショットのときのようにフワッと上げるのではなく、トップまでビュンと振るつもりで上げて9時の位置で止めます。そして切り返しからのダウンスイング~インパクト~フォロースルーでも、フルスイングと同じスピードで3時の位置までしっかりクラブを振ります。なお、全力でクラブを振るとフォロースルーでは3時でクラブを止めるつもりでも、反動で手もクラブもフィニッシュまでいってしまいますが、意識としては「3時までしっかり振る」つもりでやっています。
小さな振り幅をフルスピードで打つため、最初のうちは芯でとらえられなかったり、スイングのタイミングがズレたりしますが、練習を重ねればきちんと当たるようになってきます。そしてそれが実現すれば、9~3時というコンパクトなスイングでもフルスイングをするのと同じくらいの飛距離が出るようになります。もっと言えば、方向性が安定する分、平均飛距離は確実に伸びるはずです。
自分のパフォーマンスを生かすためにも、いつも同じ軌道でスイングし、きちんと芯に当たることが何よりも大切。皆さんもこのドリルで、安定したショットを手に入れてください。
エイミー・コガ
1995年長崎県で生まれた後、ハワイに移住。8歳からゴルフを始めた。2010年の世界ジュニア選手権で優勝。16年、日本ツアー(下部のステップ・アップ・ツアー)に出場するため家族でハワイから大阪に引っ越した。18年のプロテストではトップ合格(90期生)。QTファイナルでも上位に入り、来季の活躍が期待されている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/12/6 発売号より転載)
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