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「伸ばして、沈んで、伸ばす」トーマス・ピータース飛ばしのスパイラルスイング
2018年11月19日(月)午後1:00
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22日よりオーストラリア・メトロポリタンGCを舞台に開幕する「ISPSハンダ メルボルン ゴルフワールドカップ」。世界28の国と地域から代表選手が集まりますが、そのなかから注目選手のスイングをゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎氏が解説。さらにそのエッセンスを習得できるドリルをご紹介します。今回は、欧州の飛ばし屋トーマス・ピータース(ベルギー)のスイングです。
右膝が伸び上がって力が上に向かっていき、ダウンスイングでは高いところから下に力が向かっていく、これをコーウェンは「ワインのコルクを抜くようだ」と表現しています。下に力を加えてから、ポンと上にコルクを抜くような、高い身長を生かした力の使い方をしています。
ピータースのボールを飛ばすポイントは、右膝がバックスイングの時に軽く伸びていることにあります。これは右足で地面を押した反発で力が上に行き、ダウンスイングでは下に行きます。そして(インパクト時に)上に行くことでヘッドスピードが上がっていきます。
アマチュアの方は逆のことをやっていたりします。右膝が曲がったままバックスイングをして、ダウンスイングで伸びてしまう。そうするとダフってしまいます。沈んで伸びるのではなくて、バックスイングで伸びてからダウンスイングで沈み、そしてまた伸びる、このポイントを抑えてもらうとピータースのように飛距離が伸びていきます。
ピータースのように飛距離を出すためには、バックスイングをする前に、右のかかとを上げておいて下さい。そして、右のかかとを地面につけてからバックスイングしてみて下さい。
この時に右膝が少し伸びて骨盤が少し切り上がるような感じと同時に、クラブを上に投げるような感じでバックスイングをしてみて下さい。サッと上げて、次に沈んで振っていくというこの一連の動作を行うことでピータースのように飛距離を出すことが出来るわけです。
「ワインのコルクを抜くように」ピータースのスパイラルスイング
トーマス・ピータースは欧州ツアーで平均305ヤードを飛ばしていますが、多分それでも抑えていると思います。世界でトップ3に入るくらい綺麗なスイングをしていると思います。彼はピート・コーウェンというヨーロッパNo.1コーチの指導を受け、コーウェンはスパイラルスイングという理論を提唱しています。右膝が伸び上がって力が上に向かっていき、ダウンスイングでは高いところから下に力が向かっていく、これをコーウェンは「ワインのコルクを抜くようだ」と表現しています。下に力を加えてから、ポンと上にコルクを抜くような、高い身長を生かした力の使い方をしています。
ピータースのボールを飛ばすポイントは、右膝がバックスイングの時に軽く伸びていることにあります。これは右足で地面を押した反発で力が上に行き、ダウンスイングでは下に行きます。そして(インパクト時に)上に行くことでヘッドスピードが上がっていきます。
ピータースを真似て飛距離アップを試してみよう
ピータースのように飛距離を出すためには、バックスイングをする前に、右のかかとを上げておいて下さい。そして、右のかかとを地面につけてからバックスイングしてみて下さい。
この時に右膝が少し伸びて骨盤が少し切り上がるような感じと同時に、クラブを上に投げるような感じでバックスイングをしてみて下さい。サッと上げて、次に沈んで振っていくというこの一連の動作を行うことでピータースのように飛距離を出すことが出来るわけです。
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