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三宅百佳「常に肩をしっかり入れることを意識する」 ドライバーショット安定のコツ

2018年8月24日(金)午前11:00

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 ドライバーの平均飛距離は230ヤード前後と女子プロの中でもそれほど飛ぶほうではないのですが、ドライバーは好きなクラブのひとつ。狭いホールでも不安を覚えることはほとんどなく、いつも気持ち良く振り抜いています。

 しかし、そんな大好きなドライバーショットでもたまに大きく乱れることがあります。その原因を突き詰めると、ミスショットをしたときはスイングのテンポが微妙に狂っていることがわかりました。

 私の場合、「このホールはあのポジションにボールを置きたい」、「長めのホールなので少しでもドライバーを飛ばしておきたい」。そんなふうに欲が出ると、ついついテンポが早くなってしまうようです。

 そしてそれが原因で、トップのときの肩の入りが浅くなり(写真①)、結果的には振り遅れ(同②)になってしまうことが時々あります。
 

写真①
 

同②

 そうならないために私が常に意識しているのは、同③のようにバックスイングで肩をしっかり回し、深いトップ(無理矢理深くするのではなく、自分にとっての最適なトップ)を作ることです。そうすれば、リズムが早くなることなく、いつものスイングができるからです。
 

同③

 「一定のリズムでスイングしましょう」というのは、よく言われることですが、実際に常に同じリズムでスイングするというのはけっこう難しいものです。現にツアーで何勝もしているようなトッププロでも、状況によっては打ち急いでミスをしてしまうことがままあります。

 恐らく一流の人は、自分が打ち急いだことを素早く察知し、すぐに修正するのでしょうが、アマチュアゴルファーの中には明らかに打ち急いでいるにもかかわらず、何が悪いのかが分からないままプレーを続けている人が多いように思います。

 そういう人は私のように、「常に肩をしっかり入れることを意識する」のもひとつの手。もしこのやり方が合わない場合でも、「リズムが狂わないための方法」をひとつ持っておくことをオススメします。

三宅百佳(みやけ・ももか)
1995年1月23日香川生まれ。10歳でゴルフを始め、高校卒業後プロテストに挑戦。5度目の挑戦となった昨年では腸炎を患い、最終日前夜は手と体の震えが止まらず、ご飯ものどを通らなかったが、19位タイで合格。今季、ステップアップツアーのパナソニックオープンレディースで5位タイに入っている。得意クラブはドライバー。

  【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/8/16  発売号より転載)
 
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