レッスン
井戸木鴻樹プロのように「曲げたくても曲がらない球」を打とう!
2018年4月27日(金)午後3:40
「ドライバーで遠くへ飛ばしたい」。多くのアマチュアゴルファーがそう考えていると思いますが、いくら遠くへ飛んでも、ボールが曲がってしまっては元も子もありません。
まずは、真っすぐ飛ばすことが大事。それができるようになってから、遠くへ飛ばすことを考えてはいかがでしょうか?
さて、真っすぐ飛ばす方法ですが、私がいつも心がけていることをお教えしましょう。
まず、両足をほぼそろえた状態で真っすぐ立ち(気をつけの姿勢)、軽い前傾姿勢でクラブを構えます(写真①)。この姿勢からクラブを上げていくわけですが、手元が腰まで上がったとき(クラブが地面と平行になったとき)、フェース面が正面を向いているかどうかをチェックしてください(同②)。
そのあとトップまでクラブを振り上げ、ダウンスイングで再び手元が腰まで下りてきたとき、もう一度フェース面が正面を向いているかどうかを確認します(同③)。
そのあと、インパクト~フォロースルーとクラブを動かしますが、フォロースルーでも手元が腰のところまできたらフェース面がバックスイングとは逆(後方)を向いているかどうかをチェックします(同④)。そしてそのままフィニッシュまで振り切ります。
チェックが終わったら、フェースの向きを意識しながら、足をそろえた状態で実際にボールを打ってみましょう。そして、ボールが真っすぐ飛ぶことを確認したら、スタンスを徐々に広げ、最後はいつものスタンスで打ってみてください。
このように、バックスイング、フォロースルーとも、腰の位置でのフェース向きを確認し、実際のスイングではその向きを意識することで、インパクトゾーンでのフェースの向きもスクエアになりやすくなります。その結果、「曲げたくても曲がらない球」が打てるようになります。
このドリルをしたときにスイングに違和感を感じる人は、スイングそのものに問題があるのかもしれません。この動きは基本中の基本なので、しっかりできるようにしておきましょう。
井戸木鴻樹(いどき・こうき)
1961年11月2日大阪生まれ。中学校卒業と同時に箕面ゴルフGCへ就職。82年にプロ入り。90年の関西プロゴルフ選手権でプロ初優勝を飾る。90年から2012年までレギュラーツアーで15回賞金シードを獲得。12年シニア初優勝。13年、全米プロシニアゴルフ選手権では、日本男子選手として初となるメジャー優勝を飾った。
まずは、真っすぐ飛ばすことが大事。それができるようになってから、遠くへ飛ばすことを考えてはいかがでしょうか?
さて、真っすぐ飛ばす方法ですが、私がいつも心がけていることをお教えしましょう。
まず、両足をほぼそろえた状態で真っすぐ立ち(気をつけの姿勢)、軽い前傾姿勢でクラブを構えます(写真①)。この姿勢からクラブを上げていくわけですが、手元が腰まで上がったとき(クラブが地面と平行になったとき)、フェース面が正面を向いているかどうかをチェックしてください(同②)。
(左が①、右が②)
そのあとトップまでクラブを振り上げ、ダウンスイングで再び手元が腰まで下りてきたとき、もう一度フェース面が正面を向いているかどうかを確認します(同③)。
そのあと、インパクト~フォロースルーとクラブを動かしますが、フォロースルーでも手元が腰のところまできたらフェース面がバックスイングとは逆(後方)を向いているかどうかをチェックします(同④)。そしてそのままフィニッシュまで振り切ります。
(左が③、右が④)
チェックが終わったら、フェースの向きを意識しながら、足をそろえた状態で実際にボールを打ってみましょう。そして、ボールが真っすぐ飛ぶことを確認したら、スタンスを徐々に広げ、最後はいつものスタンスで打ってみてください。
このように、バックスイング、フォロースルーとも、腰の位置でのフェース向きを確認し、実際のスイングではその向きを意識することで、インパクトゾーンでのフェースの向きもスクエアになりやすくなります。その結果、「曲げたくても曲がらない球」が打てるようになります。
このドリルをしたときにスイングに違和感を感じる人は、スイングそのものに問題があるのかもしれません。この動きは基本中の基本なので、しっかりできるようにしておきましょう。
井戸木鴻樹(いどき・こうき)
1961年11月2日大阪生まれ。中学校卒業と同時に箕面ゴルフGCへ就職。82年にプロ入り。90年の関西プロゴルフ選手権でプロ初優勝を飾る。90年から2012年までレギュラーツアーで15回賞金シードを獲得。12年シニア初優勝。13年、全米プロシニアゴルフ選手権では、日本男子選手として初となるメジャー優勝を飾った。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/4/19発売号より転載)
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