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全米女子アマ 優勝はE.タリー プロ転向は「まだその時ではない」
2013年8月13日(火)午後0:11
エマ・タリー(米)が女子アマ最高の名誉を獲得した。
日本から松原由美、堀琴音の2人がマッチプレーに進出するなどして盛り上がった全米女子アマチュアゴルフ選手権は現地時間11日、サウスカロライナ州のチャールストンCCを舞台に決勝が行われ、タリーがユエル・フェン(中)を2アンド1で破って優勝を飾った。
タリーはケンタッキー州出身でアラバマ大2年生の19歳。アラバマ大はアメリカンフットボールが強いことで知られるが、決勝当日は友人がタリーについて回って熱心に応援する姿が目立った。
決勝を終えて「本当にうれしい!」と喜びを爆発させたタリー。「フットボールが強いことはわかってるけどテレビで応援してくれてる友達がいたのも知ってる」と頬をゆるませた。決勝では17歳のフェンを相手に1ホール目で1アップしたものの、8ホール目で逆転される苦戦を強いられた。前半18ホールは激戦が続いたが、18ホール目でリードを取り戻してペースをつかんだ。
後半も3アップを奪いながら一時はオールスクエアにされて苦しんだが、28ホール目で1アップとするとそのままリードを守って35ホール目のパー3で決着をつけた。
「プロになりたいと思っているけど今はまだその時ではない。早く学校に戻りたい」と無邪気な笑顔を見せたタリー。プロになって活躍する日はもう少し先のようだ。