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ナイキがゴルフ用具事業から撤退… タイガーが影響か
2016年8月4日(木)午後6:05
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世界最大のスポーツ用品メーカー、ナイキ社は3日、ゴルフ用具事業から撤退することを発表した。ゴルフクラブ、ボール、バッグの販売からは撤退するが、シューズや衣料品などのアパレル販売は継続する。
海外メディアの『BBC.com』によると、1996年にタイガー・ウッズ(米)のデビューと同時に、4,000万ドル(約40億5000万円/現在のレート)でナイキと5年契約を結び、さらに2001年には1億ドル(101億4000万円)で契約。タイガーに多額の投資を行ったが、昨年8月から腰の負傷により戦線を離脱したことで、大きな損失に繋がったのも理由の一つだという。
また、2013年にはローリー・マキロイ(北アイルランド)と5年間で1億ドルの契約を結び、多額の投資をしたが、2016年5月期のナイキゴルフ事業の売上高は8.2%減の7億600万ドル(約710億円)。3年連続で売上減少が続き撤退に追い込まれた格好だ。