市原ショット不発で後退… 片岡10ランクアップ!
2014年1月19日(日)午前10:56
前日4位タイに浮上した市原弘大だったが、ムービングデーに崩れて大きく順位を下げた。
アジアンツアーの2013年シーズン最終戦 キングスカップは現地時間18日、タイのブラックマウンテンGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日までショット、パット共に好調だった市原だが、この日は18ホール中3分の1の6ホールしかパーオンさせることが出来ず、5オーバー77の大乱調。前日までの貯金を吐き出し、通算1アンダー20位タイに後退した。
アジアンツアーの賞金シードはトップ60まで。現在賞金ランキング97位の市原はこのままでいくと新たにQスクール(予選会)に挑戦して上位に入らなければならない。一発逆転シードは難しい状況だが、今大会で上位に入れば地区予選を経ずにファイナルステージに進むことが可能となる。それだけに残り18ホール、アジアの常連は死にものぐるいで上位進出を目指すつもりだ。
一方、賞金ランク28位で、すでに来季のシードを手中に収めている片岡大育は余裕がある。4バーディ、4ボギーのイーブンパー72にスコアをまとめ、通算2アンダーは前日の26位タイから16位タイに浮上。グリーンを外した場面でのリカバリー率をアップすればトップ10入りも夢ではない。
単独トップは通算9アンダーのジュン・キョン・モー(韓)。日本でもお馴染みのプロム・ミーサワット(タイ)が通算8アンダー2位タイ、プラヤド・マークセン(タイ)が通算6アンダー5位タイにつけている。