河野6位タイ浮上 石川&小林23位タイ S.ガルシア独走態勢
2013年12月15日(日)午前10:58
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セルヒオ・ガルシア(スペイン)が後続に4打差をつけ先頭を突っ走る中、日本勢も負けじとバーディ攻勢で応戦している。
アジアンツアーのタイランドゴルフ選手権(タイ、アマタスプリングCC)は現地時間14日、第3ラウンドの競技を終了。首位タイからスタートしたガルシアが前日に続き7アンダー65の好スコアをマークし、通算14アンダーまでスコアを伸ばし2位タイに浮上した欧米同時年間王者ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、アニルバン・ラヒリ(インド)の2人に4打差をつけ独走態勢に入った。
「『65』のスコアは嬉しいね。肩の力を抜いて良いショットを量産することが出来ている。難しい上がり数ホールもバーディ、バーディで締めることが出来て良かった。明日もアグレッシブに攻めて出来るだけバーディを獲りに行きたい。こっちがスコアを伸ばせば、追いかける側は大変だからね」と必勝を誓うガルシア。ショット、パットともに隙のないゴルフを残り18ホール、やり抜くことが出来るか注目だ。
一方、日本勢は前日まで好位置をキープしてきた川村昌弘以外スコアを伸ばした。中でも18位タイからスタートした河野祐輝がノーボギーの7アンダー65と爆発。通算10アンダーまでスコアを伸ばしトップ10圏内の6位タイに浮上。リッキー・ファウラー(米/通算9アンダー9位タイ)やチャール・シュワーツェル(南ア/通算8アンダー11位タイ)、ブッバ・ワトソン(米/通算5アンダー26位タイ)ら注目選手の上を行く健闘を見せている。
さらに、前日に続き4アンダー68にスコアをまとめた石川遼が通算6アンダーで27位タイから23位タイへ順位を上げ、小林正則も3連続を含む7バーディ(2ボギー)を奪って5アンダー67をマークし通算6アンダーで前日の40位タイから23位タイに浮上。予選落ちの危機を乗り越えた2人が尻上がりに調子を上げている。
しかし前日11位タイとまずまずのポジションにつけていた川村はこの日、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72止まり。通算5アンダー26位タイに後退した。
尚、片岡大育と塚田好宜はすでに予選で姿を消している。