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ワンアジア最終戦は開催見合わせに…
2013年12月5日(木)午前11:44
現地時間5日から開催予定だったワンアジアツアーの新規大会、ワンアジア選手権が主要選手が出場しないことを理由に開催を見合わせることがわかった。
中国のミッションヒルズCCを舞台に賞金総額210万ドル(約2億1,500万円)で行われることになっていた同大会だが「トーナメントプロモーターは高いレベルの大会を望んでいたが、残念ながら対象となる選手の多くがすでに予定が入っていた。そこでまず延期となることが決まった」と大会関係者。同ツアーにはもう1試合、ドンフェンニッサンカップ(12?15日/中国、CTSタイクーンGC)が残っているが、これはチーム戦。そのため、ローリー・マキロイ(北アイルランド)の復活優勝に沸いたエミレーツ・オーストラリアン・オープンが最終戦となり、マシュー・グリフィン(豪)の賞金王タイトル獲得が決定した。
中国、韓国、オーストラリアが中心となってアジア第二のツアーを作ろうとしたことがワンアジアツアーの始まりだった。だが、アジアンツアーとの関係やプロモーターの駆け引きなど、大きくなるには常に障害が付きまとっている。それだけに、スポンサー確保には苦労しており、予定していた試合が中止となったケースも初めてではない。今回の“大会延期”も「間もなく来年のスケジュールを発表する」と今後への可能性を匂わせてはいるが、予断を許さない状況のようだ。