地元メジャー総なめへ! A.スコットが3差単独首位発進
2013年11月29日(金)午前10:41
アダム・スコット(豪)の勢いが止まらない。
豪州、ワンアジア両ツアー共催のエミレイツ・オーストラリアン・オープンは現地時間28日、豪州のロイヤル・シドニーGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。10番から出たスコットが出だしの6ホール、締めの4ホールで怒涛の連続バーディを奪い、10アンダー62で後続に3打差をつけ単独首位発進を切った。
今季のスコットはオーストラリアンPGA選手権、タリスカー・マスターズ(オーストラリアン・マスターズ)でも優勝しており、2005年のロバート・アレンビー(豪)以来となる豪州3大メジャー大会完全制覇に期待がかかる。「良いショットがたくさんあった。出だしの6連続バーディのうち、一番長いバーディパットは1.5メートルだからね」とメジャー王者のすごさを見せつけたスコット。豪州勢の悲願だったグリーンジャケットに袖を通し、ファンや関係者を感動させた男がまた一つ大きなことをやってくれそうだ。
7アンダー65の2位タイでスコットを追うのは、ライアン・イップ(カナダ)とジョン・ヤング・キム(米)の2人。6アンダー66の単独4位にデビッド・マッケンジー(豪)、5アンダー67の5位タイにアーロン・バデリー(豪)ら4人がつけている。2013年を未勝利で終わらせたくないローリー・マキロイ(北アイルランド)は3アンダー69の16位タイ。前週スコットと組んでワールドカップ団体戦で豪州に勝利をもたらし、個人戦で優勝したジェイソン・デイは2アンダー70の23位タイで初日の競技を終えている。