R.ファウラーが単独首位発進!! 谷35位タイ、加賀崎81位タイ
2013年11月8日(金)午前9:13
リッキー・ファウラー(米)が南半球で大暴れしている。
豪州ツアーのオーストラリアンPGA選手権は現地時間7日、豪クイーンズランド州のRACVロイヤルパインズリゾートを舞台に第1ラウンドの競技を行い、8アンダー63でプレーしたファウラーが単独首位に立った。
10番からスタートしたファウラーは、15番、17番でバーディを奪い、2アンダーでハーフターン。後半は2、3番で連続バーディ奪取に成功して波に乗ると、5番、6番、8番、9番とバーディを重ねて8バーディ(ノーボギー)を量産して、地元優勝を狙うマスターズ王者アダム・スコット(豪)、デビッド・マッケンジー(豪)、マシュー・バラード(豪)の3人に2打差をつけてトーナメントを引っ張っている。
プロ入り当初から大きな期待を背負って登場したファウラーだが、米男子ツアーでは2012年のウェルズファーゴ選手権でようやく1勝を挙げたきりで伸び悩んでいる。それだけにスコットなど実力者が多く出場する今大会に勝って飛躍へのきっかけをつかみたいところだ。
日本勢は、谷昭範が1アンダー70で35位タイと上位が狙える位置でスタート。16歳ながら昨年プロ転向を果たした横浜出身、オーストラリア在住の加賀崎航太は2オーバー73の81位タイと出遅れている。
その他の主な選手では、先月のザ・プレジデンツカップでインターナショナルチーム(欧州を除く)のメンバーとして戦ったマーク・リーシュマン(豪)が2アンダー69で19位タイ、ベテランのピーター・シニア(豪)が1アンダー71の46位タイ、クレイグ・パリー(豪)が4オーバー75の110位タイで初日の競技を終えている。