K.ペリー、宿敵B.ランガー下し今季3勝目! 井戸木は最終戦進出逃す
2013年10月28日(月)午前11:18
ケニー・ペリー(米)が賞レース争いのライバル、ベルンハルト・ランガー(独)をプレーオフで下し、シーズン3勝一番乗りを果たした。
米チャンピオンズツアーは現地時間27日、テキサス州TPCサンアントニオを舞台にフルフィールドによるシーズン最終戦、AT&T選手権最終ラウンドの競技を行い、通算13アンダーで並んだペリーとランガーが直接対決で雌雄を決する展開となった。
ランガーが17番のバーディでペリーに並ぶと、ペリーは最終18番で6メートルのパーパットを残す大ピンチ。だがそこで距離のあるパットを沈めたペリーがプレーオフ1ホール目でも2.5メートルのバーディパットを決めランガーを一蹴。シニアプレーヤーズ選手権、全米シニアオープンに続くシーズン3勝目を挙げ、チャールズ・シュワブカップポイントレースもランキング2位のランガー(2,433ポイント)に612ポイント差をつけ1位の座をがっちりとキープした。
次週は賞金ランクトップ30しか出場出来ないシーズン最終戦のチャールズ・シュワブカップ選手権(31日?11月3日/カリフォルニア州TPCハーディングパーク)。加算されるポイントが倍になるためランガーにもまだ逆転のチャンスは残されているが、100万ドル(約9,800万円)の特別ボーナスがかかるカップ奪取にペリーが大きく近づいた。
その他、コリン・モンゴメリー(スコットランド)が通算11アンダーでフレッド・ファンク(米)、カーク・トリプレット(米)と並び3位タイに入り、通算9アンダー6位タイにジョン・リーガー(米)、ラス・コクラン(米)らが食い込んだ。
日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は、3バーディ、1ボギーの2アンダー70と3日目にして初のアンダーパーをマークしたが通算イーブンパー47位タイで終戦。これで賞金ランクは32位。トップ30入りを目前で逃し最終戦にコマを進めることは出来なかった。