B.ランガー今季3勝目王手! 井戸木は足踏み
2013年10月20日(日)午前11:18
ここ7試合連続でトップ10入りしているベルンハルト・ランガー(独)がシーズン3勝目に王手をかけた。
米チャンピオンズツアーのグレーター・ヒッコリー・キア・クラシック at ロックバーンは現地時間19日、ノースカロライナ州ロックバーンG&Sを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進のランガーが6バーディ、2ボギーの4アンダー66をマークして、ただひとり二桁アンダー(通算10アンダー)にのせ単独トップの座をキープした。目下賞金レースのトップを走る大本命が、今大会を含め残り3試合となったシーズンの有終の美を飾るべく好調なプレーを続けている。
ただひとつ心配ごとがあるとすれば、最近のランガーは逆転負けが多いということ。シーズン序盤、立て続けに2勝を挙げたが、その後の全英シニアオープンではプレーオフで敗れ、ベスト10入りしている直近の7試合でも勝機を逃してきた。ショットは絶好調なだけに、あとは勝負どころでいかにパットを決めるかにかかっている。
上位陣は首位に2打差の2位タイにマイケル・アレン(米)、ブラッド・ブライアント(米)、ジョン・リーガー(米)の3人。ランガーと賞金王レースを争っているケニー・ペリー(米)は通算3アンダー17位タイとやや苦戦を強いられている。
一方、日本勢唯一出場の井戸木鴻樹は10番スタートのこの日、いきなりダブルボギーを叩いてつまずいたが、すぐに立ち直りスコアカード通りのゴルフを続け、折り返し直後の1番から3連続バーディを奪って盛り返した。しかし最終9番でパーセーブを逃し結局イーブンパー70。通算1オーバーは初日の50位タイから47位タイへわずかに順位を上げるにとどまった。