米シニア残り3戦! 井戸木、B.ランガー、K.ペリーらが参戦
2013年10月18日(金)午後0:43
シニアたちの戦いが大詰めに近づいている。
米チャンピオンズツアーのグレーター・ヒッコリー・キア・クラシック at ロックバーンは現地時間18日、ノースカロライナ州ロックバーンG&Sを舞台に開幕。同ツアーは、今大会を含めて残り3試合となったが、最終戦のチャールズ・シュワブカップ選手権(現地時間10月31日?11月3日/カリフォルニア州TPCハーディングパーク)は賞金ランキング30位までの選手しか出場できないとあって戦いは激しさを増している。
5月のシニアPGA選手権を制して同ツアーの出場権を獲得した井戸木鴻樹は、現在賞金ランクは30位で、チャールズ・シュワブカップポイントランクは18位。メジャー優勝で来季の出場権もすでに手にしており余裕はあるが、本人としては納得できていないのもまた事実。優勝後9戦に出場しているが、ベストフィニッシュは全英シニアオープンの単独13位。2勝目どころかトップ10入りもないため、残り少ない試合の中で何とか結果を出そうとしている。そんな井戸木がどんな戦いを見せてくれるのかに注目だ。
もちろん、タイトル争いも白熱している。チャールズ・シュワブカップポイントのランキング首位を走っているのは、シニアPGA選手権で井戸木に逆転負けした悔しさを糧に踏ん張っているケニー・ペリー(米)だ。その後のメジャー大会で連勝を飾るなどして、現在の獲得ポイントは2,760。2位のベルンハルト・ランガー(独/2,151ポイント)とは609ポイント差とあって、どちらも譲れない戦いを続けている。一方、賞金ランキングではランガーがリード。195万1,695ドル(約1億9,000万円)を稼ぎ、2位のペリーとはわずかに13万ドル(約1,250万円)差でこちらも併せて目が離せない。
ペリー、ランガーに加え、前週優勝のラス・コクラン(米)や先週単独2位に入ったデビッド・フロスト(南ア)らももちろん参戦。激戦をさらにヒートアップさせる。