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K.ペリー単独2位、B.ランガー3位タイ 井戸木は出遅れ
2013年9月7日(土)午前11:18
米チャンピオンズツアーのモントリオール選手権が現地時間6日、カナダのバレ・デュ・リシュリュー・ベルシェールを舞台に開幕。賞レースを牽引するプレーヤーたちが好発進を切った。
我慢比べの様相を呈したこの日、3アンダー69をマークしたツアー未勝利のディック・マスト(米)が単独トップに立ったが上位は混戦模様。1打差の単独2位に現在チャールズ・シュワブカップポイントランキング首位を快走しているケニー・ペリー(米)が続き、2打差の3位タイに同ランク2位のベルンハルト・ランガー(独)、同3位のデビッド・フロスト(南ア)の他、マーク・ブルックス(米)、マイク・リード(米)、トム・パーニスJr.(米)がつけている。
今季はまだシーズン3勝を挙げた選手はいない。ともに2勝のペリーとランガーはどちらが3勝目一番乗りになるかを競っている。残り試合は『7』となり各選手とも賞レースが気になる時期。週末はお互い譲れないメジャーチャンピオンたちの戦いに伏兵マストが割って入る面白い展開になりそうだ。
一方、帰国前に結果を出しておきたい井戸木鴻樹は苦しんだ。持ち味である正確なショットが蔭を潜め、フェアウェイキープ率は64パーセント台、パーオン率は50パーセントと思うようなゴルフをさせてもらえず奪ったバーディはわずか1つ。ボギーを5つ叩いて4オーバー76の乱調で53位タイと出遅れた。2日目以降の挽回に期待したい。