B.ブライアント逃げ切ってツアー初V! B.ランガーはトップ10入り
2013年8月19日(月)午前9:25
ルーキーのバート・ブライアント(米)が逃げ切って米チャンピオンズツアー初優勝を飾った。
同ツアー節目の1,000試合目となるディックス・スポーティンググッズ・オープンは現地時間18日、ニューヨーク州のエンジョイGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日『62』のビッグスコアをマークし後続に4打差をつけ単独トップに立ったブライアントが、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72と最終日にスコアを伸ばせなかったものの通算16アンダーで優勝。1打差の2位タイにはコリー・ペイビン(米)とラス・コクラン(米)が食い込んだ。
レギュラーツアー時代、ザ・メモリアル・トーナメント(2005年)やツアー選手権(2005年)など、ビッグタイトルを射止めてきたブライアント。昨年11月に満50歳を迎え、ツアールーキーとして今季から本格参戦を果たしたばかり。ツアー4勝を挙げているブラッド・ブライアント(米)は実兄で、兄弟によるツアー制覇はレギュラーツアー、チャンピオンズツアーを含め大変珍しいケースである。
一方、賞レースの1位を走るケニー・ペリー(米)と2位につけるベルンハルト・ランガー(独)の争いも激化。ペリーはこの日4アンダー68で回り通算12アンダー7位タイと上位に入っているが、ランガーも負けじと6アンダー66をマーク。初日53位タイと出遅れ心配されながら、2日目以降盛り返して通算11アンダーまでスコアを伸ばしトップ10入り(10位タイ)を果たしている。