松山英樹の底力、首位と6打差で決勝ラウンドへ「優勝するためには3日目に確実に上位との差を縮める」
2015年6月20日(土)午後4:00
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンゴルフ選手権が現地時間19日、ワシントン州のチェンバーズGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は1オーバー71でラウンドし、通算1オーバー21位タイで決勝ラウンドに進出した。
【松山英樹 2日目スコア】
第1ラウンドを日本勢最高の26位タイで終えていた松山。立ち上がりの1番をボギーとした直後の2番で長いバーディパットを沈めてイーブンパーに戻すも、前半最後の9番パー3でダブルボギーを喫してしまう。それでも、バックナインに入り12番パー4では1オンに成功しバーディ。14番パー4でも、第2打をピンそば約3メートルにつけてスコアを伸ばした。
その後はパーを並べて2日目を終え、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー71とアンダーパーでのラウンドとはならなかったが、粘りのプレーで優勝への可能性を十分に残した。日本人初のメジャー制覇に向けて、ムービングサタデーでの上位進出に期待が掛かる。
(LIVE FROM 全米オープンより)
ホールアウト後に「LIV FROM全米オープン」のインタビューに応じた松山は「苦しい流れのなかでよく1オーバーで回れた。コースのコンディションは硬かったり、風が変わったりとあったが対応できた」とこの日の手応えについて話した。「ビッグスコアを狙うと痛い目にあう。一つでもコツコツとパー、バーディを重ねてボギーを打たないゴルフをしていきたい。」と3日目以降の戦いに気を引き締めながらも、「明日が大事になってくる。優勝するためには確実に上位との差を縮めないといけない。」と“優勝"という二文字を自ら口にした。メジャー制覇という目標に向かって、トップと6打差から明日どこまで追い上げてくるか楽しみだ。
通算5アンダーで首位に並んだのはマスターズ王者のジョーダン・スピース(米)とパトリック・リード(米)。その他の日本勢は、藤田寛之は通算6オーバー76位タイ、川村昌弘が通算7オーバー85位タイ、石川遼が通算9オーバー107位タイ、薗田峻輔が通算11オーバー131位タイで決勝ラウンド通過を逃している。
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