倉本、3打差11位タイ好発進! 井戸木、友利は23位タイ
2013年7月26日(金)午後0:19
日本のいぶし銀たちがメジャーの舞台で健闘している。
米チャンピオンズツアー今季メジャー最終戦の全英シニアオープンが現地時間25日、英国の名門ロイヤルバークデールGCで開幕。第1ラウンドはアンダーパーが10人しかいない難しいコンディションの中、3アンダー67でプレーしたジーン・ソアーズ(米)が単独首位に立った。1打差の2位タイでベルンハルト・ランガー(独)、ピーター・シニア(豪)、デビッド・フロスト(南ア)、フランキー・ミノザ(フィリピン)の4人が追走している。
日本勢では倉本昌弘が最高位。2バーディ、1ダブルボギーのイーブンパー70で回り、トム・カイト(米)らと並ぶ11位タイと好位置につけている。全盛期の1982年に全英オープン4位タイという実績を持ち、チャンピオンズツアーでの経験が豊富な倉本。欧州シニアツアーでは2011年、2012年にそれぞれ1勝ずつを挙げている。57歳になった今でも、爆発力は健在でリンクスでのプレーには定評があるだけに、混戦模様の中、残り3日間が楽しみだ。
一方、5月のシニアPGA選手権で初出場にして初優勝を飾り注目を集める井戸木鴻樹は、3バーディ、2ダブルボギー。1オーバー71で友利勝良と共に23位タイとまずまずのスタートを切った。
その他の日本勢は、奥田靖己が3オーバー73でトム・ワトソン(米)と並ぶ48位タイ。本大会がメジャー大会になる前年の2002年に優勝している須貝昇は13オーバー83を叩いて137位タイと苦しい初日になった。
このほか注目選手では、1アンダー69の6位タイにコリー・ペイビン(米)、2オーバー72の37位タイにトム・レーマン(米)、コリン・モンゴメリー(スコットランド)。大会連覇を狙うフレッド・カプルス(米)は4オーバー74で回り、同コースで行われた1998年全英オープン王者で大会前に名誉会員になったばかりのマーク・オメーラ(米)、ロジャー・チャップマン(英)らと共に59位タイと出遅れている。