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アマチュアのL.コが首位タイ浮上 Vチャンス再び
2013年2月9日(土)午後6:34
世界最年少V、米女子ツアー最年少優勝など、あらゆる記録を塗り替えてきたスーパーアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)が、母国で並み居るプロを抑えシーズン初Vに王手をかけた。
欧州&豪州ツアー共催のISPSハンダ・ニュージーランド女子オープン(クライストチャーチ、クリアウォーターGC)は現地時間9日、第2ラウンドの競技を終了。初日4位タイにつけたリディア・コが4アンダー68をマークし、通算6アンダーでベ・ソンウー(韓)と並びトップタイに浮上した。
前日のトーナメントリーダーのひとりで、昨年まで日本ツアーを中心に活躍していたニッキー・キャンベル(豪)は1アンダー71とスコアを伸ばしきれず、通算4アンダー単独4位に後退している。
15歳のリディア・コはギャラリーの一番人気。もっとも多くのファンを引き連れてのラウンドでこの日最大の見せ場は14番パー5に訪れた。フリンジから放った12メートルのイーグルパットがピンに当たりカップに吸い込まれたのだ。沸き上がる大歓声。スーパーヒロインのスーパーパットに地元のギャラリーも興奮を隠せない。
「あの(イーグル)パットがターニングポイントになりました。(スコアを)伸ばせそうで伸ばせず、少しフラストレーションが溜まりましたけれど、あれでスッキリしました」と本人。果たしてリディア・コが逃げ切れるか? ニュージーランド中が固唾をのんで見守っている。