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P.ミケルソン、口にチャックのわけは?
2013年1月23日(水)午前10:26
フィル・ミケルソン(米)の税法批判がトーンダウンした。
ミケルソンにとっての今季初戦だった先週の米男子ツアー、ヒューマナ・チャレンジ終了後、連邦政府とカリフォルニア州の増税に不満を暴露。ちょうど、ターゲットとなってしまう層にいるため“思い切った(人生の)変更”まで口にしていた。
「これでは僕の納税率は収入の60%くらいになってしまう」と、引越しや引退まで示唆しており、地元サンディエゴを舞台に行われるファーマーズ・インシュランス・オープン(現地時間24?27日/カリフォルニア州、トリーパインズGC)に臨む前に「もっと詳しく話せると思う」と話していた。
ところが、今週になって一気にトーンダウン。それどころか「ファイナンスと税は個人的な問題。自分の意見を公にするべきではなかった。怒っていたり、無礼だったりしたことについては謝罪するし、今後こういうことはないようにしたい」とまでコメントしたのだ。
大会前日の公式会見を待たずに先週の言葉を追いかけるようなコメントを発表したミケルソン。その真意は大会に集中したいというもののようだが、「多くのアメリカ人が新しい税法を理解したほうがいい。ここ数か月で自分は色々なことを学んだ」とまで言う裏に様々な感情が渦巻いているのは間違いない。ミケルソンが今後どんな行動を取るのか、まだまだ目を離すわけにはいかないようだ。