1ラウンドに2度のホールインワンを演じたスーパーシニア
2012年12月28日(金)午前11:32
76歳のゴルファーが1ラウンドに2度のホールインワンを成し遂げ、話題となっている。
注目を浴びているのはテネシー州ナッシュビル在住のサム・ジョーンズ氏。12月6日に同州のウインドトゥリーGCでプレー中、まずは120ヤードの5番ホールでうれしい瞬間が訪れた。打ち上げで大きなグリーンをもつこのホール、ハイブリッド(ユーティリティ)の4番を使ったジョーンズ氏は人生4度目のホールインワンを達成した。「遠くはよく見えないんだけど、まっすぐグリーンに向かって打って、ピンに向かっていくのは見えた。一緒に回った2人が『入った! 入った!』と言ってくれたし、6番ティーにいた前の組の人たちも見ていてくれたんだ」とそのときの様子を振り返る。
興奮冷めやらぬままプレーは進行。バックナインに入って迎えたのは125ヤードの11番。ここは打ち下ろしでピンはグリーンの奥に切られていた。またしてもハイブリッドの4番を持ったジョーンズ氏。「今度は少し短いと思った。でもグリーンをとらえて転がって入ったんだ」と笑顔を弾けさせた。
同伴競技者のミルトン・フレーザー氏は「自分の目で見ていなければ信じられないよ。目撃していても信じ難いからね」と苦笑した。
この日、一緒にプレーしていた76歳のジョーンズ氏と67歳のフレーザー氏、76歳のロバート・アブニー氏の3人は、毎週水曜日にハーペスヒルズGCでプレーしており、月曜日、木曜日には州内の他の地域に足を伸ばしてプレーを楽しんでいる。
ジョーンズ氏はこれまでに3度、ホールインワンを経験している。ホールインワンの確率は6700万回に1度と言われるが、ジョーンズ氏はそれを5度も成し遂げてしまったことになる。ちなみに一緒にいたフレーザー氏とアブニー氏はいまだにホールインワンの経験はないという。