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ラブ父子がうれしい優勝!
2012年12月18日(火)午前11:39
歴史に残る大逆転負けを喫してしまったライダーカップ米国チーム主将のデービス・ラブIII(米)だが、それでも年末にはうれしいご褒美が待っていた。
ラブIIIは先週末、フロリダ州リッツカールトンGCで行われたPNCファーザーサン チャレンジに息子のドル・ラブと共に出場。スクランブル方式(2人がティーショットを打ち、良い方のボールを選び、そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進む)の最終日、ラリー&ジョシュ・ネルソン父子(米)が先に通算22アンダーでホールアウトし、ドルは18番パー5の第3打を観客席の近くに飛ばしてしまう大ピンチに見舞われていた。
だが、ここで父が見事なアプローチショットを見せて、息子がこれを沈めてバーディー奪取。通算23アンダーでネルソン父子を抜いて優勝した。
「思っていたより大変だった。でも、ドルにウイニングパットを打たせることが出来て本当によかった」と満面の笑みを見せた父ラブIII。現在、アラバマ大1年生ですでに頭角を現している息子ドルも「今週は本当に多くのことを学んだ」と感慨深げだった。
2年に1度の名誉を賭けた欧米決戦の主将という重責を担い、大逆転で敗北を喫した時には非難にさらされたラブIII。しかし、クリスマスを前にして息子とともにつかんだ勝利という最高の贈り物を手にしたようだ。