アマチュアゴルファー松山英樹。2011年に最も輝き、最も注目されたアマチュアゴルファーだ。 日本人として初めてとなるアマチュアゴルファーのマスターズ出場し、ローウェストアマに輝く。 さらに三井住友VISA太平洋マスターズで史上3人目、2007年の石川遼以来となるアマチュアでのツアー優勝を成し遂げる。そして、アジアアマ2連覇。2012年のマスターズ出場権さえも掴み取った。 そんな松山は、1992年、愛媛県松山市で生まれ、父の影響から4歳でゴルフクラブを握った。 2008年には、全国高校ゴルフ選手権大会で優勝し、ナショナルチーム入りを果たした。 そして高校卒業後、プロ入りを考えていたが名門東北福祉大ゴルフ部の門を叩いた。 大学2年、ゴルフ部に所属する松山は、マスターズでの活躍後も変わらず大学生活を続けている。 そのことに周囲では「なぜ、プロに転向しないのか？」という疑問が多くささやかれている。 だが、松山には大学のゴルフ部にこだわりがある。今年、東北福祉大学のメンバーとして戦った関東大学秋のリーグ戦では2日間スコアが採用されず。また、全日本大学対抗戦信夫杯ではメンバーに選ばれつつも活躍できず悔しい思いをした。 そんな松山が卒業するまでプロへの転向を否定する本心とは？