石川、7打差暫定44位タイ発進 韓国オープン
2012年10月19日(金)午前10:18
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石川遼が、韓国で苦戦を強いられている。
韓国のナショナルオープンであり、ワンアジアツアーの一戦でもあるコロン韓国オープン(韓国、ウージョンヒルズCC)に出場している石川だが、現地時間18日に行われた第1ラウンドは、多くのホールで傾斜に切られたピン位置に苦しんだ。日没サスペンデッドで15人がホールアウトできなかったが、3アンダー68をマークしたカン・キョンナム(韓)が暫定単独首位。パットが入らない石川は2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー75で暫定44位タイと出遅れてしまった。
首位とは7打差。入ったと思ったパットが何度もカップの手前で切られ、石川が首をかしげるシーンが何度もあった。「すごくもったいないのが4打以上ありました」と、悔しさを隠さなかった石川。ホールアウト後は、寒気が忍び寄る中、パッティング練習に集中し、2日目以降の巻き返しを誓った。
3年前の同大会やメジャーを中心とした米男子ツアーなど、海外での経験を積み重ねつつあるだけに、初の海外優勝を狙って乗り込んだ韓国だが、想像以上に状況は厳しい。
他の日本勢は、北村晴男弁護士の息子として知られる北村晃一が3オーバー74で暫定28位タイとまずまずのスタートを切っているが、富田雅哉は8オーバー79で暫定82位タイと大きく出遅れている。
また、全米プロゴルフ選手権王者のY・E・ヤン(韓)は、2オーバー73で暫定16位タイと好発進。昨季の日本ツアー賞金王、ベ・サンムン(韓)は8オーバー79で暫定82位タイとなっている。