F.ファンクが逃げ切りV! B.ランガーは賞金王に前進
2012年10月15日(月)午前10:22
最終ホールで50センチのバーディパットを沈めたフレッド・ファンク(米)が逃げ切って今季2勝目を挙げた。
シーズンも大詰め、今大会を含め残り3試合となった米チャンピオンズツアーのグレーター・ヒッコリー・クラシック at ロックバーンは現地時間14日、ノースカロライナ州、ロックバーンG&Sを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日トップに立ったファンクが3アンダー69をマーク、54ホールノーボギーの快調なラウンドで通算15アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位に入ったシニアルーキーのダフィ・ウォルドルフ(米)に1打差をつけツアー通算8勝目をゲットした。
通算10アンダー単独3位にマーク・ウィービー(米)が入り、通算9アンダー4位タイにジョン・クック(米)、ピーター・シニア(豪)、チップ・ベック(米)らがつけた。
レギュラーツアー時代に4勝の実績を持ち、今年の8月満50歳になったばかりのウォルドルフは前半1つもバーディを奪えず苦戦するファンクを尻目に、14番までに6つのバーディを奪ってファンクを猛烈に追い上げ首位に並ぶ。しかし上がり3ホールでバーディならず。最終18番パー5で虎の子のバーディを奪ったファンクが僅差で逃げ切った。
一方賞金ランク&チャールズ・シュワブカップポイントランクともに首位を快走するベルンハルト・ランガー(独)は通算8アンダー9位タイとトップ10入り。賞レースのライバル、マイケル・アレン(米)が通算6アンダー16位タイ、トム・レーマン(米)が通算3アンダー24位タイの平凡な成績に終わったことで、ランガーがまた一歩ダブルでのタイトル獲得に前進した。